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 『山口民報』は、1966年8月28日に創刊され、県民の立場に立つ民主的地方政治新聞として歩んできました。

 毎回の紙面では、原発、基地をはじめとする山口県政の問題点や運動、日本共産党の議会活動、文化芸術をはじめ多彩な県民の動きを取り上げています。

 月3回(第1、第2、第4日曜日)発行で、購読料は1ヶ月400円です。購読を希望される方は各地区委員会にお申し込みください。

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山口民報2022年8月7日付
岩国の苦しみとことん国会で追及する

岩国愛宕山見守り行動

仁比参院議員が感謝、決意

 「本当に良かった」「私たちの国会議員だと期待してる」―参院選後初めて岩国入りし、7月21日の愛宕山見守り行動に出席した日本共産党の仁比聡平参院議員は会場でグータッチ攻め。「爆音や基地強化など岩国の苦しみをとことん国会で追及する」と仁比さんも約束。

立場の違い超え、

「期待している」の声、激励

 ▽基地強化ゴメンだ!炎天下に20人、372回目の見守り行動 爆音や基地強化に反対する愛宕山を守る会(岡村寛代表)の〝一の日・見守り行動〟は当日で372回目。岩国はもとより、広島や山口などから約20人が参加し、ひっきりなしの大型艦船の入港で一大軍港化の様相を呈す基地の強化や頻繁な外来新型機飛来で爆音激増の実態に怒りの声をあげました。

 ▽「仁比さんが参加してくれ嬉しい。新たなたたかいのスタートだ」と島家さん 主催者挨拶に立った島家治彦さん(憲法を活かす市民の会山口)が「今日は仁比さんが参加してくれ本当に嬉しい。岩国の声を国会に届ける新たなたたかいのスタートだ」と口を切ると、参加者から一斉に大きな拍手が起こりました。

 島家さんは岸田自公政権が安倍元首相の国葬を強行しようとしていることも厳しく批判。「アベ政治こそ岩国基地強化の元凶。国葬で全てを是として国民に押しつけるのは思想・信条の自由を踏みにじる憲法違反。しかも、安倍氏の実弟・現防衛大臣岸氏は反社会的集団の旧統一協会と関係が深い。こんな政治はおかしいと声を上げ、絶対に戦争を許さない世論をいっそう強めよう」と呼びかけました。

 ▽「市民の声をどんどん取り上げて欲しい」と岡村さん 岡村さんも開口一番、「仁比さん当選おめでとう。岩国市民の声をどんどん国会で取り上げて欲しい」と喜びました。その上で、岩国の声を取り上げることは沖縄を含め日本全国の米軍基地の横暴を告発し、普通に暮らしたいという国民の平和の願いに応えることだとのべ、基地強化反対や核兵器廃絶へねばり強く努力していこうと訴えました。

 ▽「沖縄のイハさんと私の勝利は戦争を許さない・憲法守れとの願いがこもっている」と仁比さん 大きな拍手の中、マイクを握った仁比さんは、大激戦の参院選で返り咲きできたことにお礼をのべるとともに、「沖縄のイハさんとともに私が勝利できたことは、憲法九条の改悪は絶対に許せない、岩国も沖縄も戦争の最前線拠点にはさせないとの強い願いがこめられていると思う。これからも現場主義を貫き、岩国のみなさんの怒り、苦しみを解決するためとことん国会で追及していきたい」と決意表明しました。

 会場では、あたご山平和研究所の田村順玄代表、住民投票を力にする会の松田一志代表らも発言。基地強化反対へ連帯の強化を誓いあいました。

 

統一協会と深い関係

県選出の自民党国会議員

 霊感商法や集団結婚など反社会的集団として全国に被害が広がっている旧統一協会(勝共連合)と県内選出の自民党国会議員との深い関係が次々明るみに出ています。現在までの各種報道で分かったところによると、安倍晋三元首相(故人)、高村正彦元自民党副総裁、岸信夫防衛大臣、北村経夫参院議員(比例)らが、自らの選挙で旧統一協会メンバーの支援を受けていました。高村氏は顧問弁護士をつとめていたこともあります。この他にも複数の自民党国会議員との関係が指摘されています。

 ▽旧統一協会・勝共連合問題を引き続き追及・報道します。情報を編集部へお寄せ下さい。

22年8月7日付2~4面(主な記事の案内)
 (2面)●安倍氏の県民葬やめよー共産党が県に申し入れ

      ●新婦人県本部の県教育委員会に安倍家葬儀日の「半旗」通知に抗議

 (3面)●核兵器廃絶へ平和行進

      ●障がい児の教育を進める会が総会

 (4面)●「アイヌからみた北海道150年」(石原真衣編著、北海道大学出版会)に寄せてー山本晴彦

      ●野田浩夫の「まち医者雑記」

      ●心魅かれる山の花(文・写真=野村英昭)

      ●みんぽう川柳・歌壇


山口民報 2022年7月24日付
仁比聡平氏が当選

参院選 共産党

2減 次期躍進へ決意

 第26回参院選が10日投票で行われ、山口県など西日本17県を担当地域とした仁比聡平比例候補(弁護士)は6年ぶり・3度目の当選をかちとり、「憲法改悪許さず、暮らしを守る」と早速活動開始。日本共産党は改選から2減となり、次期大躍進へ決意を固めています。

共闘、国民運動強め

九条改悪・大軍拡阻止へ

 ▽比例・仁比氏雪辱晴らすも、全体は2減 日本共産党は今回の参院選は「戦争か平和か、生活破壊か暮らし充実か」をかけた歴史的な選挙だと位置づけ、比例を軸に、比例5議席確保と複数の選挙区での勝利を目標に全力をあげました。ロシアのウクライナ侵略による反共宣伝や投票日前々日の安倍元首相の凶弾死、保守票激動などかってない選挙戦となりましたが、山口県党などが責任を負う比例区・仁比聡平候補は6年ぶり・3度目の当選を果たし、党員・後援会員・支持者に喜びが広がりました。

 また、東京での山添拓氏の再選も全党と支持者を励ましました。

 しかし、全体としては改選6議席から2減の4議席にとどまり、厳しい結果。日本共産党は直ちに、自力の強化や九条改悪ノー・大軍拡反対、暮らし守れの国民大運動に取り組み、次期大躍進へ地道な活動を始動させています。

 ▽九条改悪許さぬの一点で新たな国民的運動を 参議院でも自民、公明、維新、国民の改憲派が憲法改正案発議に必要な3分の2を占めたことから、岸田首相は「できるだけ早く発議したい」と公言。これに対し日本共産党は11日発表の常任幹部会声明(参議院選挙の結果について)で、「海外での武力行使への一切の制約を取り払う九条改悪を許すなの一点で、国民的な大運動をおこし、九条改憲に反対する国民多数派をつくる新たなたたかいに立ち上がることを、心から呼びかけます」と総力をあげることを表明しました。

 また、政治を変えるには共闘しかないと改めて不動の方針を確認し、党創立100周年(7月15日)の7月から諸活動の前進をはかることにしています。

 ▽吉田選挙区候補が健闘 選挙区では立憲野党の候補一本化ならず、吉田達彦共産党県副委員長が公認候補として全力。炎天下、党の政策へ共感を広げました。

(2面に得票一覧)

 

当選の仁比聡平氏が決意

「憲法こそ希望」の声と

運動を今こそ強めたい

 開票日の長い夜。NHKが私に当確を打ったのは、もう白々と明けた午前6時のことでした。願いを託して頂いたみなさんのご支援、猛暑のなか党支部と後援会のみなさんの猛奮闘に心からの感謝しかありません。

 日本中の願いが詰まった重い議席です。かけがえのない大門さん、武田さんの議席を失ってしまった痛恨の涙を堪え、東京で激戦を制した山添拓さん、オール沖縄のイハ洋一さんと共に、力一杯3期目6年間の国会に臨みたいと思います。みなさん、ご一緒に草の根から声をあげ、政治を動かしていこうではありませんか。

 衆参両院で改憲4党が3分の2以上を占めた結果に、「改憲が現実的な政治課題になった」「スケジュール感をもって中身のすり合わせを」と評論する向きがありますが、私はそうは思いません。ロシア・プーチン政権のウクライナ侵略に「やっぱり平和こそ」という願いが広がっています。画期的な成功をおさめた核兵器禁止条約第1回締約国会議など「核兵器のない世界へ」の国際世論も広がっています。

 憲法は国民のものです。国民が求めていないのに権力者が上から「改憲ありき」で「戦争する国」への最も危険な道を押し付けようとするところに改憲派の矛盾があります。改憲大軍拡をやめ平和外交の日本へ。消費税減税、最賃1500円、暮らせる年金でくらしに希望を―どうぞあなたの声を聞かせて下さい。憲法こそ希望。今こそ弁護士。全力を尽くします。

 

22年7月24日付・2~4面(主な記事の案内)
 (2面)●山口県における参院選の開票結果

 (3面)●日本共産党創立100周年ー各界のコメント

 (4面)●「じわじわ効いてくる近代文学」(No.54)

    「やみ夜」の転機/陰暦の五月廿八日=近畿大学名誉教授・浅野洋

      ●「タイ 日本語教師の田舎暮らし」(No.88)

    「自動販売機」=山本美穂子


山口民報2022年7月10日付

参院選10日投票

あなたの一票

暮らしと平和守る共産党へ

九条壊すなの願い

こぞって共産党へ

 戦争か平和か、生活破壊か消費税減税の暮らし擁護か―歴史的参院選が今日10日投票日を迎えます。日本共産党の比例にひそうへい候補(弁護士・前参院議員)は一日、岩国市入りし、吉田たつひこ選挙区候補ともども、「九条壊すなの一票は日本共産党に」と訴えました。

比例にひ氏岩国で熱弁

「基地強化絶対許さぬ」

 ▽炎天下、大型店前に80人参加 午前10時から市内平田の中央フード前で開かれた街頭演説会には、炎天下、80人が参加。大西明子岩国市議団長(次期県議選予定候補)の司会でマイクを握った山口選挙区の吉田たつひこ候補は、「今朝も早朝6時40分から4機編隊で米軍機が轟音をとどろかせ、岩国のみなさんの苦しみを実感した」と切り出し、「政府も県も市もアメリカ言いなりで、市民の爆音や事件・事故への不安にまともに答えようとしない。それだけでなくウクライナ侵略に乗じて軍事費を2倍にふやそうとしている。そんなことを許したら、戦争を呼びこみ、国民生活を根こそぎ壊す。自公維新など大軍拡勢力に絶対負けるわけにはいかない」と訴えました。

 ▽現実的な平和ヴィジョン示し、物価高騰から暮らし守る政治へ切りかえようと渾身の訴え にひ氏は、軍事費倍増(5年間で5~6兆円増)や核兵器への固執、敵基地攻撃能力保有など自公・維新・国民民主党などの〝軍拡大合唱〟をきびしく批判するとともに、「ではどうやって平和を創るか」と問いかけ。日本共産党は、大軍拡や岩国など米軍基地強化を許さず、九条を生かした平和外交、東南アジア諸国連合の平和の努力と枠組みを東アジアに広げていきたいと現実的なヴィジョンを示しました。

 庶民生活を直撃する物価高騰についてにひ氏は、主な原因はアベノミクスの異常な金融緩和・円安進行で自公政治の責任だと指摘。「暮らしを守る特効薬は消費税の5%への減税だ。世界では半分以上の90カ国が減税しており、日本だけやれないわけがない。大企業はアベノミクスの8年で使い道のない内部留保を130兆円も増やした。5年に限って2%課税するだけで10兆円の財源が生まれ、直ちに時給1500円に引上げられる。中小企業も賃上げできるよう国が支援する。賃上げやグリーン投資は控除する。大企業・大資産家だけがうるおう自公政治ではなく、共産党を参院選で大きく伸ばし、パートや非正規の格差をなくし、若者が希望もてる経済政策、福祉・教育充実の政治に切りかえていこうじゃありませんか」と呼びかけ大きな共感の拍手が起こりました。

 ▽全国どこでも「比例は共産党」と支持を広げ、「私を含む全国五人の当選を」とにひ氏が訴え にひ氏は最後に、「参院選は2票ある。最初の選挙区は吉田さんに、2回目の投票の比例区は、全国どこでも共産党と書いていただき、私を含め5人を必ず押し上げてほしい」と重ねて訴えました。

22年7月10日付・2~4面(主な記事の案内)
 (2面)●吉田貞好党県参院選対本部長が談話

 (3面)●日本共産党100周年によせて(山本晴彦山口民報編集長)

      ●平和行進の山口県内の日程

 (4面)●新日本歌人協会山口支部「あらくさ」300号

      ●野田浩夫の「まち医者雑記」(月一回掲載)

      ●大久保雅子の「映画は世界の窓」(月一回掲載)


山口民報7月3日付

共産党伸ばし平和・暮らし守ろう

参院選党幹部走る

田村氏 宇部 市田氏 下関

戦争も生活苦も嫌という方は

今度は共産党へ

 参院選で何としても日本共産党の大躍進を勝ちとろうと、あいつぎ党幹部が来県。6月24日・田村智子副委員長が宇部フジグラン前、25日・市田忠義副委員長が下関シーモール前で街頭演説会に臨み、「にひそうへい氏含め全国で比例5人必勝を」と訴えました。

全力あげて9条守る

比例にひ氏熱気溢れる訴え

 ▽宇部180人、下関150人 両副委員長の連続来県という異例の街頭演説会。「今度こそ共産党大躍進を」と期待・熱気があふれ、何度も大きな拍手が続きました。

 ▽「憲法が危ない。今こそ弁護士の私を国会で働かせて欲しい」と比例にひそうへい候補 25日、にひ氏を応援する弁護士グループ「にひネット」の田川瞳弁護士のエールを受けてマイクを握った比例にひそうへい候補(弁護士、前参院議員)は、「自公から維新、国民民主党まで軍拡の大合唱だが、軍事対軍事は戦争を招く。戦争に勝者はなく、戦争は政治の敗北。憲法が危ない今だからこそ、国会へ送っていただき、平和・暮らしのため働かせて欲しい」と訴え、「頑張れ」の大きな声援をあびました。

 ▽政治の力で賃上げをと吉田たつひこ選挙区候補 24日、吉田氏は、弱肉強食の新自由主義・アベノミクスが日本を賃金の上がらない異常な国にしたと批判し、「政治の力で賃金を上げ、現役世代や子や孫の世代に希望を、地域経済に活力を取りもどす」と力を込めました。

 ▽戦争か平和か、日本の進路をかけた歴史的選挙 田村、市田両副委員長は、今度の参院選は文字通り戦争か平和か、日本の進路をかけた歴史的選挙だと指摘。「自民党は5年間に5兆円も6兆円も軍事費を増やせと言うが、財源はどうするのか一言も言わない。消費税の大増税や社会保障のさらなる削減、戦争の反省から禁止した赤字国債発行が必至となり、平和だけでなく国民生活が根こそぎ壊される。戦争だけは嫌・暮らしを守りたいという方は、立場の違いをこえ、今度は共産党にぜひ一票を」(田村氏)、「共産党は大軍拡に反対するだけではない。憲法九条を生かした平和外交と、ASEAN(東南アジア諸国連合)の“紛争を絶対に戦争にしない”という平和構想を東アジアに広げようと現実的なヴィジョンを示している。軍拡が当然かのような流れを止め、転換し、こうしたヴィジョンを実現することが今必要と識者からも大反響。共産党の大躍進で一緒に平和の道を進めよう」(市田氏)と大きな支持を呼びかけました。

 ▽暮らしの願い、こぞって共産党へ  両副委員長は、物価高騰から生活を守る特効薬は消費税減税だと力説。内部留保への適切な課税で賃上げ・グリーン投資をとの提案は大企業からも注目されているとのべ、比例は共産党、選挙区は吉田氏へと訴えました。

 

宇部演説会 にひ氏メッセージ

 日本共産党の比例候補にひそうへい氏は6月24日の宇部演説会にメッセージを寄せ、「今日は広島で志位委員長と一緒に訴え、九州で2ヵ所の演説会。私の活動地域は17県と広いエリアですが、1分1秒をムダにせず、元気いっぱい頑張っています。改憲を断じて許さぬ・今こそ弁護士。日本中に『比例は共産党』と広げて国会へ送って下さい」と訴えました。


山口民報22年6月26日付

歴史的参院選火ぶた

暮らしと平和の願い日本共産党へ

にひ必勝へ比例は「共産党」に

 参院選が22日公示され、7月10日投票へ火ぶたを切りました。何としても三度国会へと大奮闘のにひそうへい比例区候補は、公示直前の18日、山口市の演説会で、「比例は共産党と広げに広げ、私を含め全国・比例5人の必勝で暮らし・平和守ろう」と訴えました。

にひ比例候補渾身の訴え

九条生かし戦争許さぬ。

暮らし守る一票は私に

 ▽穀田衆院国対委員長迎え山口で演説会 日本共産党山口県委員会は18日、山口市の山口県総合保健会館で穀田恵二衆院国対委員長を迎え演説会。コロナ感染防止のため会場へのリアル参加250人、ユーチューブ等の視聴約50人が、日本共産党の躍進へ大きな拍手を送りました(穀田氏と選挙区吉田たつひこ候補の訴えは2面)。

 ▽渾身の訴え。「今度こそ」の熱い拍手何度も 中国・九州・沖縄の担当17県を駆けめぐり、真っ黒に日焼けしたにひ氏が登壇すると、弁士も聴衆も「前回の雪辱を晴らし今度こそ」の思いがあふれて大きな拍手につつまれました。にひ氏は、真っ先に山口県でのたたかいに言及。労働者をモノ扱いし使い捨てにしたマツダの派遣切り問題を国会で追及した際、TV中継を見ていた防府の派遣労働者が組合をつくり、裁判で勝利し、日本共産党の市議・町議として頑張っている人まで誕生したと感銘深く報告し、「これは私の誇り。萩・阿武のみなさんと一緒にイージス・アショア(ミサイル基地)も撤回させた。声を上げれば必ず政治は動かせる。際限ない岩国基地の強化ストップや上関原発計画撤回のためにも、三度私を国会に押し上げ、働かせてほしい」と訴えました。

 ▽軍拡の大合唱は戦争と国民生活破壊の道―暮らし・平和の願いは日本共産党へ にひ氏はロシアがウクライナ侵略を直ちに中止するよう訴えるとともに、危機と国民の不安につけこんで自公政権が「九条で平和は守れない」と攻撃したり、軍事費を5年以内に2倍の11兆円以上に急増させ、維新の会が「核共有」をあおるなど日本共産党以外の党派が軍拡大合唱の様子を呈していることを厳しく批判。「大軍拡は日本を再び戦争にまきこむだけでなく、軍事費増は消費税の大増税や今以上の社会保障の大削減で国民の暮らしを根こそぎ壊してしまう。今、日本が一番取り組むべきは、九条を生かした徹底的な平和外交でどんな紛争も絶対に戦争にしないこと。ASEAN(東南アジア諸国連合)と手を携えて、AOIP(ASEANインド太平洋構想)を推進し東アジアに平和の枠組みをつくることだ」と現実的な平和の展望を示し、「暮らしと平和の願いは日本共産党へ」と呼びかけ、大きな拍手を受けました。

 ▽「今こそ弁護士。私ふくめ全国で共産党の比例5議席を必ず」とにひ氏 「憲法は何度も改悪の危機をはねかえしてきた。今こそ弁護士の出番で、私は九条を守り生かすため全力をあげる。私をふくめ全国五人の比例候補当選へ、今度は共産党と広げてほしい」―にひ氏は重ねて訴えました。

 

にひ候補、24、25日と1日県入り

 にひそうへい比例候補は24、25日、田村、市田両副委員長の応援を得て下関、宇部で訴えるとともに、1日には岩国市平田・中央フード前で10時半から街頭演説会に臨みます。 

 

必勝へ田村、市田副委員長が来県

―24日宇部、25日下関

 参院選必勝をめざし、田村智子副委員長が24日午後5時半から宇部フジグラン前で、市田忠義副委員長が25日午後5時から下関のシーモール前で街頭演説会を開きます。公示直後の両副委員長の連続来県は異例。にひそうへい前議員を含む比例全国5氏必勝を訴えます。


山口民報22年6月12日付
今こそ憲法守り活かす弁護士

にひそうへいさんを

三度参院へ

 予想される公示まで10日になった参院選。熱血弁護士にひそうへい前参院議員を三度国会へと熱い期待が寄せられています。順不同で紹介します。

◇    ◇

熱血が似合う人出番です

元マツダ派遣切り裁判原告団事務局次長

清水力志さん

 「熱血弁護士の仁比です」ご自身で言われて、それが似合う人です。

 「マツダ派遣切り裁判」の勝利和解報告会で、仁比候補と原告団でお互いに胴上げをして喜び合ったことを、あれから8年が経った今でも私は忘れることはありません。

 2008年12月、私がマツダ防府工場で派遣切りに遭う直前に偶然テレビで見ていた国会中継に、マツダが派遣労働者を違法的な方法で雇っていたことを厳しく追及する仁比候補の姿があり、私は違法労働の下で働かされていたことを知りました。そしてこれが仁比候補との最初の出会いでした。 

 その後に提訴した「マツダ派遣切り裁判」でも仁比候補に弁護士として参加して頂き、多くの論戦を繰り広げ、山口地裁では勝利を勝ち取り、広島高裁では勝利的和解という成果をつかみ、その後の派遣切り裁判にも大きな影響を及ぼしました。

 この裁判以降、マツダは今でも派遣労働者を雇っていません。そして2013年から労働期間が通算5年以上の有期契約労働者については派遣元との契約を無期雇用に切り替えることが可能となりましたが、仁比候補はこの「5年ルール」を確立させる礎を作った第一人者であると言っても過言ではありません。

 また防府市で起きた「平成21年災害」の時にもいち早く被災現場に駆け付け、被災者の声を国へ届けてくれました。

 そして今「戦争か平和か」が問われ、「力には力を」と戦争をする国へ変えていこうとする動きがある中で、仁比候補は憲法を守り戦争をしない、国民こそが主人公である本来のこの国の姿を取り戻すために奮闘されています。 

 立場の弱いすべての人たちのために、国会の場に戻られることを強く願って止みません。そして「憲法こそ希望、いまこそ弁護士」というように、憲法が生きる社会の実現には弁護士が必要です。仁比候補を「熱血参議院議員」として国会の最前線に送り出して頂きますよう、私からも心からお願い申し上げます。

(日本共産党防府市議会議員)

 

参院選 日本共産党大躍進を

18日午後2時から県総合保健会館で共産党演説会

必勝めざして 穀田、にひ、吉田氏が訴え

 日本共産党山口県委員会は18日午後2時から山口市吉敷下東の山口県総合保健会館・多目的ホールで、目前に迫った参院選での比例区にひそうへい前参院議員と選挙区吉田たつひこ氏の必勝をめざす大演説会を開きます。

 弁士は、党衆議院議員で国会対策委員長の穀田恵二氏と3年前の屈辱を晴らして3度参院へと大奮闘する前参院議員・弁護士にひそうへい氏、山口選挙区吉田たつひこ氏です。

 日本共産党は、今度の参院選はロシアのウクライナ侵略に乗じて日本をアメリカの戦争に巻き込む「戦争する国」にしようとする自民・公明・維新などの大軍拡・生活破壊の危険な道を断じて許さず、憲法九条を守り生かす平和外交と新自由主義からの脱却による「やさしく強い経済」への転換で暮らし・福祉最優先の新しい政治に転換する歴史的選挙だと争点を鮮明にし、大躍進・勝利へ総力をあげています。

 演説会では穀田氏が、当面する内外情勢や創立百年を迎える党の姿を訴え、にひ、吉田氏が必勝の決意を表明します。ユーチューブでも視聴可。連絡先=083―972―0420番。

 

共産党が県議候補発表

 日本共産党山口県委員会は九日、来春の県議選候補者を発表しました(詳報次号)。▽岩国市和木町=大西明子(現岩国市議団長・新)▽山口市=河合喜代(党県副委員長・元) ▽宇部市=藤本一規(現)▽下関市=木佐木大助(県議団長・現)の各氏です。

 


山口民報22年6月5日付
今こそ憲法守り活かす弁護士

にひそうへいさんを

三度参院へ

 予想される公示まで20日を切った参院選。熱血弁護士にひそうへい前参院議員を三度国会へと熱い期待が寄せられています。順不同で紹介します。

◇    ◇

縦横無尽の活躍今こそ

にひネット弁護士 臼井俊紀さん

 七月に行われる参議院議員選挙の比例代表候補として、にひ そうへい弁護士(前参議院議員)が立候補されます。

 にひさんは、弁護士・参議院議員を通じて一貫して庶民の生活を守り、そして憲法を守るためにたたかってきた熱血漢です。

 国会での鋭い追及には定評があります。

 それは、現場に赴き、困難な状況に追い込まれている人々の生の声を聞き、それを伝えるために自分で資料を読み込み、分析し、情熱的で、しかも理性的に追及する姿勢が一貫しているからです。

 今、憲法九条をかえようとする動きが現実的になっています。

 憲法九条を守り、その立場でこそロシアの侵略をこれ以上させない行動をとらなければならない時に、戦力を増強しようという策動は本末転倒です。

 にひさんは、これまで、秘密保護法、集団的自衛権行使を認める戦争法、共謀罪等様々な憲法違反の悪法に、体をはって反対してきました。

 憲法九条が危なくなっている今こそ、にひさんが国会に必要です。

 にひさんは、これまで、冷たい生活保護行政や、大企業の違法な派遣切り等のたたかいの先頭に立ち、豪雨災害等の支援でも情熱を込めて活動してきました。今、政府の失政で、福祉、医療、教育などが後退させられている中、コロナ禍が追い打ちをかけ、若者や女性、年金生活者など庶民の貧困もギリギリまできています。

 今こそ、にひさんに国会で庶民のために縦横無尽の活躍をしてもらわなければなりません。

 にひさんは、中国地方のみならず九州、四国、沖縄など本当に広い地域をかけまわっています。

 にひさんは、会って、話をすればそのやさしさや明るさに触れて人間的にも信頼できる人だと実感できます。

 にひさんの活動や人柄をよく知る弁護士等が、党派を超えて、政治活動を支援する全国的なネットワーク(にひネットで検索してみてください)を作って活動しています。

 多くの人に、にひさんの実績と人間性を知ってもらいたいと願っています。

 

 

参院選挙区吉田予定候補

戦争への道 軍拡許さぬ

平和、暮らし訴える

 

 「比例代表で前参院議員にひそうへい氏の議席を何としても奪還し、選挙区では私吉田たつひこを国会に押し上げ、自公維新など改憲勢力の3分の2議席独占を阻止しよう」―22日公示の参院選を前に、日本共産党の吉田たつひこ選挙区予定候補が連日街頭で力を込めます。

 宇部市のフジグラン前での街頭演説会(5月26日)に臨んだ吉田氏は、冒頭、改めてロシアのウクライナ侵略を厳しく批判。「直ちに侵略やめよ」の世論を強め、国連憲章と国際法にもとづく平和の国際秩序の回復へ日本が憲法九条をもとにした徹底した平和外交を推進するよう訴えました。

 その上で吉田氏は、岸田自公政権や維新の会などが危機に乗じて「九条で平和は守れない」と改憲をあおり、「敵基地攻撃能力」の保有や「核共有」、軍事費倍増など大軍拡を強行しようとしていると指摘。「大軍拡は戦争を呼びこみ、国民の暮らし・福祉を今以上に根本から壊してしまう。反戦平和・百年の日本共産党は、今こそ自由と平和を守りぬくため全力をあげる」と参院選での大躍進を呼びかけました。

 安倍元首相以来のアベノミクス=新自由主義がもたらした経済と国民生活破壊も鋭く告発。吉田氏は、「日本共産党は、弱肉強食の新自由主義から脱却し、今こそ国民の暮らしと中小業者の活性化、賃金の上がる“やさしく強い経済”へ転換する。気候変動対策の抜本強化やジェンダー平等の実現を推進する」と分かりやすく話しました。

 党県議団事務局長25年、党県政策委員長として地方と国政を結ぶパイプ役として活動してきただけに、「共産党の公約がスジ道たてて話され、よく分かった」と好評。詰めかけた約三十人の市民から拍手が続きました。

 日本共産党は今度の参院選にあたり、にひそうへい前参院議員をはじめ比例代表で5人の当選をめざし、県内で5万5千票を獲得したいと全力をあげています。比例は日本共産党と政党名で投票するもの。選挙区吉田氏も総力をあげています。

 

市民連合が参院選へのアピール

 市民連合@やまぐちは5月27日、同会の参院選への基本的な立場「立憲野党の前進で、改憲を阻止し、平和と暮らし、個人を大切にする政治が実現するよう参院選に取り組もう」とのアピールを発表しました。市民と野党の意見交換会を受けて改めて選挙区候補の一本化の可能性を検討したものの、県独自で共闘実現の可能性はなく、今回は断念したと表明。将来の野党統一候補の実現をめざして意見交換の場や協力関係の維持をはかり、参院選にあたっては改憲勢力の3分の2割れのため全力をつくすとし、ともに起ち上がろうと訴えています。

 

12日、山口市民会館で総がかり県民集会

 6回目を迎える総がかり行動やまぐち県民集会が12日午後2時から山口市民会館大ホールで開かれ、伊藤真弁護士が「憲法九条をなぜ変えてはいけないのか―平和のつくりかた」と題して記念講演します。戦争させない・九条壊すな!総がかり行動山口実行委員会主催。参院選挙区の野党予定候補も決意表明。


山口民報5月22日付

参院選挙区候補に吉田達彦氏

共産党山口県委員会が発表

比例にひそうへい氏必勝と

山口から政治変える

 日本共産党山口県委員会は11日、県庁で記者会見し、7月の参院山口選挙区に党県副委員長の吉田達彦氏(新・64)を党公認候補として擁立すると発表しました。吉田氏は、自公政権の戦争への道を許さず、憲法九条と暮らしを守ると決意表明しました。

吉田氏決意

戦争か平和かの岐路

自由と平和守りぬく

 吉田貞好党山口県委員長は、「国政を変えるには野党共闘しかないというのが党の不動の方針だ。同時に、総選挙以来の支配権力の激しい党攻撃・共闘分断策動で前回参院選のように候補の一本化に至っていないのも事実。自公政権が、『戦争する国』へ暴走する中、憲法を活かし、平和・自由を守りぬくためには反戦・平和を貫き百年のわが党が真正面から対決し、次の共闘前進につなげていく上でも、公認候補を擁立してたたかっていきたい」と発言。「吉田氏は大の政策通で、安保・外交から暮らし・福祉、地方政治まで縦横に語れる最良の候補。比例代表での前参院議員にひそうへい氏の議席奪還と、山口から自公の悪政をやめさせる政治転換を実現させる」と強調しました。

 吉田候補は、今度の参院選は、「九条を投げ捨てて戦争への道を突き進むのか、九条を生かし自由と平和、暮らしを守りぬくのかの文字通り歴史的な分かれ道だ。ロシアのウクライナ侵略で、軍事対軍事では平和は守れないことがはっきりした。岩国基地強化や上関原発推進などもキッパリやめるよう大いに訴えぬく。反戦・平和を貫いた日本共産党の百年の歴史に誇りを持ち、ともに政治を変えようと訴えて頑張る」と決意をのべました。

 〈2、3面に特集〉

 

日本の進路かけた選挙。絶大なご支援を

日本共産党県委員長 吉田貞好

 

 日本共産党山口県委員会は参院山口選挙区候補に吉田たつひこ党県副委員長を擁立してたたかいます。吉田たつひこ氏は県政策委員長、県議団事務局長として県民の要求と運動を国政、地方政治と結びその実現に役割を発揮してきました。今度の選挙は、戦争か平和か―日本の進路が根本から問われます。弱肉強食の新自由主義の転換が求められます。吉田たつひこ候補は岸田政権と正面から対決し太い論戦力と政策力をもつ最良・最適の候補者です。比例代表選挙で全国「650万票、10%以上」、山口県「5万5千票、8%以上」を獲得し、にひそうへい氏を含む五議席絶対確保に全力をあげます。選挙区では吉田たつひこ候補の必勝をめざします。みなさんの大きなご支援をお願いします。

 この6年半、市民連合やまぐち、総がかり行動などの努力で野党共闘は前進し、定期開催の市民連合と野党との協議は信頼醸成の場になっています。同時に野党共闘への妨害で新たな困難が生まれています。これをはねのけて共闘の本格的発展のためには共産党自身の躍進がどうしても必要です。政治を変える道は市民と野党の共闘しかありません。この立場を揺るがずに貫き、次の政権交代への足掛かりにする結果を出す決意です。

 


山口民報2022年5月15日付

5月3日 憲法を守る山口集会

9条には平和創る

画期的な突破力がある

「我がこと」として守り活かそう

ロシアの侵略 改めて糾弾

 平和・国民主権・基本的人権を原理とする日本国憲法が施行されて75年の節目の3日の憲法記念日。山口市民会館小ホールで「憲法を守る山口集会」が開かれ、「九条には平和を創る突破力がある。我がこととして改憲策動を阻止し、守り活かそう」と決意を固めました(憲法関連三面にも)。

龍谷大学名誉教授鈴木真澄さん講演
「抑止力論」は破綻

便乗の改憲阻止を

 ▽会場全体に「ロシアはウクライナ侵略やめよ」の強い願い ロシア・プーチン政権が国連憲章を踏みにじるウクライナ侵略を強行して2ヵ月余。無辜の市民を殺害する非人道的惨状が次々明らかになるとともに、圧倒的多数の国連加盟国がロシアの蛮行を非難し、「侵略やめよ」の国際世論が沸騰するのに呼応し、会場全体にロシア糾弾・侵略停止の思いがあふれました。

 ▽「ミサイルが飛んで来たら」ではなく、懸案を戦争にしないことが一番大切 集会実行委員会の内山新吾弁護士は開会挨拶で、「ウクライナの現実は、いったん戦争が始まると子どもや女性、無辜の市民の命が奪われ、取りかえしがつかなくなる事実を私たちに突きつけた。だから、“ミサイルが飛んで来たら”ではなく、どんな問題があっても絶対に戦争をさせないよう市民の声を不断に政治に活かすことが一番大事だ。そのためにも憲法の保障する自由、民主主義が決定的に重要だ」と強調しました。

 ▽日本国憲法の平和主義がいかに優れて有効かに改めて確信を 「平和主義憲法を現実的に生かす道―ロシア・ウクライナ戦争を考える」と題して記念講演した龍谷大学の鈴木真澄名誉教授は、ウクライナ危機に乗じて「敵基地攻撃能力」保有や核兵器を含む「抑止力論」を押し出し、九条に自衛隊を明記する手法で日本国憲法原理の平和主義を根本から破壊しようという自民党などの憲法改悪策動を丁寧に批判。「ロシアの軍事侵攻は核保有大国かつ国連安保常任理事国の軍事力行使であり、岸田政権がねらう“武装抑止論”や憲法“改正”では対応できない。ましてや自民党案のように九条に自衛隊を書き込めば、戦争放棄・交戦権否定の九条全体は効力を失う。安倍元首相が言うように“何も変わらない”のではなく、平和主義原理を壊す改変は憲法改正の限界そのものをつき破るもので、絶対に認めてはならない」と訴えました。

 ▽九条―いまだからこその新しい意義発見を 鈴木さんは、現行憲法は自・他国民に多大な犠牲を出した日本の戦争の反省に立つものだと改めて言及。「九条が規定する壮大な構想、困難な現状の突破力(ブレークスルー)を私は信じる。平和があるからこそ自由がもたらされている。九条がなければ私たちに自由はない。それほど強い九条だ。その危機を、我がこととしてハネのけ、守り活かしていくのが今ではないか」と草の根からの市民運動を呼びかけました。


山口民報2022年5月1日付

米軍大型艦船また岩国へ

なしくずし軍港化に不安

愛宕山見守り〝1の日行動〟

 事前通告も用途説明も繋留期間も一切、市民に知らせないで頻繁に巨大艦船が入港する米軍岩国基地。「遠征洋上基地」と呼ばれる米海軍の「ミゲル・キース」(約9万㌧)が4月15日、3度目の入港をし、「艦載機移駐以来、極東最大の航空基地化しただけでなく、岩国がなし崩しに軍港化されている」と不安が募っています。

デモ敵視の

〝日米警護訓練〟も糾弾

 ▽半年に3回も ミゲル・キース(ESB5)は米海軍のESD(遠征移送ドック)に分類される3隻のうちの最新艦。米海軍最大のMH53ヘリ、海兵隊のF35B戦闘機を収容する広い飛行甲板をもつほか、約百人の〝殴り込み部隊〟海兵隊員を乗せ、車両から兵器、船舶まで大型兵器を海から陸へ移送できる「遠征洋上基地」として昨年5月に就役しました。

 岩国基地には就役から5ヵ月後の昨年10月に早ばや入港して艦上訓練(14~18日)。今年1月にも再入港し(13~20日)、表向きは補給等の名目でしたが、海上自衛隊のUS2救難飛行艇とのツーショットも確認されました(中国新聞3月31日)。

 そしてこの4月の入港で、半年余に3回もの接岸は〝なし崩し〟の母港化ではとの不安を広げています。

 ▽沖合移設の水深13㍍施設が機能強化に 基地監視活動を続ける元岩国市議の田村順玄愛宕山へいわ研究所代表は、「今回も岩国市は、寄港目的を伝えられていないと繰り返しているが、米軍は沖合移設で水深13㍍の港湾施設ができ、十二分にその機能を活用している」と指摘。現にミゲル・キースにとどまらず、2021年5月12日=米海軍掃海艇パトリオット、6月24日=米海軍貨物船フイッシャー、8月22日=米海軍貨物弾薬補給艦カルーブラシア、9月30日=海上自衛隊護衛艦いづも、11月16日=米海軍強襲揚陸艦アメリカがあいつぎ入港し、一大軍港化の様相を呈し、単に爆音被害だけでない新たな岩国基地全体の質的な機能強化を裏付けています。

 ▽「デモ排除訓練」は憲法違反だ 岩国基地の危険はそれだけではありません。4月21日、岩国市百合ヶ丘自治会館で開かれた「愛宕山見守り一日行動」で日本共産党の松田一志岩国市委員長は、岩国基地の陸上自衛隊が米海兵隊と「日米共同基地警護訓練」を行った際(2014年11月18日)、「反基地デモ」を排除する訓練を強行していたと「しんぶん赤旗」(4月20日)を紹介しながら批判。「市民の正当なデモの排除・鎮圧は言論・表現の自由を保障する憲法違反で、絶対許せない」と訴えました。

 ▽危険な編隊飛行、日常化 基地監視の戸村良人さんも、「危険な編隊飛行が日常化している」と報告しました。

 


山口民報22年4月24日付

歴史の分岐点 平和・暮らし守る

小池書記局長

 山口市議選、参院選勝利訴え

九条と命守る共産党躍進を

 戦争か平和かの歴史的な分かれ道を問う参院選―その直接の前哨戦・山口市議選で“県都の宝の議席”日本共産党の3議席を何としても確保して参院選のにひそうへい必勝へつなげようと17日、小池晃書記局長が山口市で街頭演説会に出席し、「ロシアの侵略、絶対許さぬ。平和と希望ある暮らしへ共産党大躍進を」と訴えました。

山口で街頭演説

共産党だからこそ

頼れる市民の代表

 ▽世界が怒るロシアのウクライナ侵略を糾弾 ロシア・プーチン政権のウクライナ侵略から約2ヵ月。小池氏は、ウクライナの多くの無辜の市民、子どもたちが命を奪われる痛ましい事態を目にし、多くの国民がいたたまれない思いになっていることに心から共感を表明し、「危機に便乗して憲法を無力だと攻撃し、敵基地攻撃能力保有を狙う岸田政権の“軍事には軍事を”の暴走は断じて許せない。今一番大事なのは、憲法前文も明記する『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し』、国連憲章にもとづく平和の国際秩序を回復するの一点でプーチン政権を追い詰め、直ちに無謀な侵略の停止と非人道的蛮行をやめさせることだ」と力説しました。

 ▽「核共有」を叫ぶ勢力に日本の政党を名乗る資格はない その上で小池氏は、安倍元首相や維新の会が「アメリカとの核共有」を呼号し、戦争法のもとで集団的自衛権を発動し、アメリカと一緒に海外で「戦争する国」へ突進しようとしている点について、「唯一の戦争被爆国の日本の政党の名に値しない」暴論だと厳しく批判。憲法九条にもとづく平和外交に徹し、核兵器禁止国際条約を活かし、核兵器も戦争もない平和な東アジアと世界をつくる日本共産党を市議選でも参院選でも大躍進させ、ウクライナ侵略で改めて高まる「平和を」の切実な国民の願いに応えていこうと呼びかけました。

 ▽希望ある暮らし実現へ「やさしく強い経済」に転換 日本共産党は来るべき参院選に向け、安倍政権以来の自公政治が極限にまで深刻化させてきた新自由主義による暮らし・経済の破壊を根本から転換し、①賃上げする政治②社会保障、教育予算の増加③富裕層と大企業の応分の負担、消費税減税④気候危機打開⑤ジェンダー平等の5大改革を柱とする「やさしく強い経済」の実現を提案。小池氏はこの立場から、コロナ禍から国民の命と暮らし、生業を守るため国会でも地方政治でも全力を傾けてきたのが日本共産党だとのべ、「県都山口市議選で3人全員当選をかちとり、山口から命と暮らしを守る政治へ転換していこう」と大きな支持を訴えました。

 ▽どの候補・どの党を選ぶか―ここがポイント 小池氏は、山口市議選の争点、どの候補・どの党を選ぶかのポイントにも踏み込み、「最大の争点は、コロナ禍で市民が苦しんでいる今、189億円もの巨費を市庁舎建て替えに注ぎ込むのをやめさせ、暮らし・福祉や農業・周辺振興にふり向けさせることだ。その為には①本当に市民の願いを実現する力のある候補・政党は誰か②暮らしを守る力のある候補・政党は誰かこそが選択のポイントで、日本共産党だからこそ3人の現職は市民の願いに答え、暮らしを守る実績と力のある“宝の議席”だ」と力説しました。

 ▽3候補へ大きな声援 西村よしかず候補は「議員歴36年、一貫して農業・周辺振興へ全力を上げてきた」と訴え、尾上より子候補は「高卒までの医療費無料化や年金で入れる施設づくりをめざす」と約束。市議団長の大田たける候補は「共産党以外はみな市庁舎に189億円かける事に賛成。お金の使い道がちがう。こんな市政は正したい」と話し、元衆院議員・大平喜信氏も応援のマイクを握りました。

 


山口民報22年4月10日付

自公政治ノーへ「今こそ共闘」

改憲許さず、暮らし守ろう

 市民連合@やまぐちが2日、山口市内で総会を開き、夏の参院選で3分の2を占め、“黄金の3年間”に一気に憲法を改悪しようとしている岸田政権の策動を許さないため、市民と野党の共同政策と統一候補検討へ引き続き努力を強めていくことを決めました。

 

市民連合が総会で決定

参院選へ政策と候補検討へ努力継続

 ▽国連憲章踏みにじるロシアのウクライナ侵略厳しく糾弾 主催者挨拶に立った共同代表の外山英昭山口大学名誉教授は、冒頭、「ロシアのウクライナ侵略は、世界を専制と隷従、圧迫と偏狭の時代に引き戻す暴挙で、立憲民主主義のコントロールを受けない国家権力がいかに自国と他国の人々にとって危険なものであるかを示した」と指摘。「改憲勢力は参院でも3分の2を占めて九条改悪、緊急条項導入など“戦争できる国”づくりへ執念を燃やしており、市民と野党の共闘を本格的に発展させ、安倍・菅・岸田と続く自公政権の転換をはかっていこう」と呼びかけました。

 ▽あいつぐ選挙で野党共闘は力を発揮した 総選挙、知事選挙、参院補選と続いたたたかいを総括し、参院選への方針を提起した共同代表の内山新吾弁護士は、総選挙で全国的に立憲野党が全体として議席減となったが、自民党幹事長や閣僚経験者を落選させ、立憲野党は敗れたとはいえ多くの小選挙区で大接戦しており、「共通政策を掲げて市民と野党の共同の力で政治を変えるという方針の値うちを否定するものではない」と評価。夏の参院選の野党共闘については、連合や国民民主党の動きなど一定の困難が生まれているのは事実だが、中央段階の市民連合が三月段階で各立憲野党に「参院選に向けての政策の調整、候補者の一本化など連携を強化し、自公勢力と闘う体制を早急に作り上げること」と要請したことを受け、市民連合@やまぐちとしても引き続き「野党統一候補の擁立へ各党、個人との協議をすすめる」と提案し、確認されました。 

 ▽立憲野党の代表も次々決意表明 総会には立憲民主党、日本共産党、社会民主党、新社会党、れいわ新選組の県組織代表が出席。立憲民主党の小田村克彦県連代表代行は、3月29日の県連幹事会で党の独自候補を決め、本部に上げている段階だと発言しました。日本共産党の吉田貞好県委員長は、野党共闘へ誠意ある協議を進めるとともに、独自候補の検討も始めているとのべました(別項)。

 ▽政策、候補選定に市民の声を 意見交換では、上関原発反対を大きく打ち出すことや共同候補選定のプロセスに市民の声をとの要望が出されました。纐纈厚氏が「野党共闘、この途しかない」と記念講演しました=大要三面。

 

吉田貞好共産党県委員長の発言

 今度の参院選は、岸田政権に厳しい審判をくだすこと、自公政権と維新の会の改憲勢力の3分の2獲得を阻止すること、そのために立憲野党が伸びること、が決定的に重要です。県内でのこの間の野党共闘の積み重ねを大切にし、発展させなければなりません。この共闘の大義の旗を握って離さない、これはわが党の不動の立場です。一人区の野党共闘をすすめる上では、共闘の意思と、その上での対等平等、相互尊重が不可欠の前提です。昨年の総選挙で市民連合と野党間で結んだ時のように政策合意が必要と考えます。

 一方、いま新たな困難な条件が県内でも生まれていることも事実です。そうしたなか、共産党としては、共闘の協議はすすめながらも、現局面では党独自候補の擁立へ向け準備すると市民連合と野党の協議の場で、のべてきました。今その作業を慎重に詰めているところです。

 いろいろジグザグはあっても共闘の大局的発展にとってわが党の躍進が欠かせない、そのために全力を尽くす。このことを呼びかけ、挨拶とします。

 

市民連合総会で纐纈氏が講演

 一面所報、市民連合@やまぐち総会で「野党共闘、この途しかない―私たちは何を課題にして前進するのか」と題して記念講演した纐纈厚氏(明治大学特任教授)は、ロシアのウクライナ侵略は明白な国連憲章違反で、日本国憲法九条一項・戦争放棄の武力不行使原則の観点からも許し難いものだと厳しく批判しました。

 その上で、ウクライナ問題をテコにして岸田政権・改憲派が改憲に拍車をかけようとしていること、同時に、「武力には武力を」の流れを断ち切り、憲法九条・非武装こそ真の平和への途だとの思想・行動の重要性が一層明らかになってきている点をしっかり見ておきたいと注意を喚起。市民と野党の共闘が提言していくべき政策の重要なポイントの一つは、岸田政権の「敵基地攻撃能力」や「核抑止力論」が“幻想”にすぎないことを分かりやすく批判し、転換すべき対案として「非武装国家日本」という大きな選択があることを語っていくところにあるのではないかと呼びかけました。

 纐纈氏が講演資料として示した昨年の総選挙結果分析表は、「市民と野党の共闘はなぜ必要なのか」について五つのポイントを紹介。①改憲阻止②市民、労働者を主体とする社会の創出③大企業中心の「企業国家」から中小企業を大切にする市民的商業国家へ④中央集権型政治から地方分権型政治へ⑤連合政権構想から連立政権構想への展望を―というところにあり、自公政治の根本的転換はこの途しかないと明白にしています。

 


山口民報22年4月3日付

市議選、参院選で共産党勝利を

ロシアの侵略糾弾 直ちに撤退を

 

 目前の萩、山口市議選(17日告示・24日投開票)で5人の候補の全員当選と、7月の参院選で前参院議員にひそうへい弁護士の〝宝の議席〟を回復しようと3月27日、両市で日本共産党演説会が開かれ、80歳を迎える市田忠義副委員長が元気一杯、日本共産党への支持を訴え、政治を変える展望を示しました。

萩、山口市で共産党演説会

命、憲法守る政治へ展望

 

市田副委員長、渾身の訴え

 ▽5候補が必勝へ決意 萩会場では宮内きんじ、いがらし仁美両候補(現)が、住民と一緒にイージス・アショアを撤回させた実績に立ち、コロナ禍から命と暮らしを守り、住みよい萩をつくるため今後も市民とともに力をつくしたいと挨拶。山口会場では西村よしかず、尾上より子、大田たける候補(現)が、一挙に3割増の190億円にもふくれあがった新庁舎建設の巨費を大幅に縮減し、何より命の市政に転換させたいと県都での3議席確保へ支持を訴えました。

 ▽両会場かけもち。元気一杯の市田さん熱弁 市田さんは午前中萩、午後山口と二会場かけもち。80歳を迎えるという元気一杯の熱弁に、終始、惜しみない拍手が続きました。

 冒頭、市田さんは、ロシアのウクライナ侵略を厳しく糾弾。「ロシアは侵略をやめ、直ちに撤回を」の一点で内外世論を高めてプーチンを包囲し、人道支援・募金にも全力をあげようと話しました。また、ロシアの蛮行にかこつけて、日本も敵基地攻撃能力を持ち、憲法九条を変えて軍事で対抗しようという岸田政権の危険な策動をきびしく批判し、「今、最も大切なのは九条を生かした平和外交と、東南アジア諸国連合に学び、平和への努力を東アジア全体に広げることだ」と強調しました。

 ▽戦争か平和か―日本の進路決める参院選で日本共産党の大躍進を 市田さんは、夏の参院選は戦争か平和か、日本の進路をめぐる極めて重要なもので、野党共闘と共産党の大躍進で政権交代の土台をつくる好機だと指摘。コロナ対策や「やさしく強い経済」への転換、自衛隊や天皇制など共産党への疑問など分かりやすく解明し、〝宝の議席〟にひ候補必勝とともに、「百周年を迎える日本共産党に入って生きがいある人生を」と呼びかけ、拍手をあびました。

 ▽子や孫の未来にとって大切な二つのこと 日本共産党山口市後援会の内山新吾会長は、子や孫の未来にとって憲法九条と、それを守るために懸命に頑張る政党日本共産党の二つは絶対必要で、市議選・参院選と連続勝利するよう全力を尽くしてたたかおうとエールを送りました。


山口民報22年3月27日付
3.11から11年

ロシアの原発攻撃を糾弾

上関原発絶対つくらせぬ

 3・11福島原発事故から11年を迎えたのを記念し、12日、山口市民会館前で「さよなら原発」集会が開かれ、「上関原発は絶対つくらせない」「ロシアの原発攻撃許さぬ」と決議しました。

原発建てさせない会、山口で

命と未来を守るため

声を上げつづけよう

 上関原発を建てさせない山口県民連絡会の呼びかけに応えて同山口地区連絡会が開いたもの。主催者を代表して挨拶した県連絡会の内山新吾共同代表は、福島原発事故などなかったかの如く上関原発建設へ固執する中国電力や山口県の姿勢を厳しく批判するとともに、「ロシアのウクライナ原発攻撃は断じて許されない。原発は戦争の脅しの対象にされるし、核抑止で平和がつくられないことを示した。命と未来のため、今ここから、原発も核兵器もいらないとあきらめずに声をあげ続けよう」と呼びかけました。

 上関の自然を守る会の高島美登里代表が、「原発がダメなら核のゴミの処分場に」との動きも出てきたが、どちらも許さず、未来への希望を切り開いていくとのメッセージを寄せました。

 集会は、「子どもたちと、まだ生まれていない子どもたちに、平和な未来を手渡すため、原発のない世界に、いま、変えるとき」との宣言を採択。山口市内を行進しました。

 さよなら原発行動は11、12、19日、県内6会場で中小の集会が開かれ、「上関原発ノー」の声をあげました。

 

近づく下松市議選、

参院選の必勝を

にひ氏迎え演説会

渡辺、田上市議が決意

 目前の下松市議選(4月3日告示・10日投票)で日本共産党の渡辺敏之、田上茂好両市議の必勝をかちとろうと20日、前参院議員にひそうへい氏(比例予定候補)を迎えての演説会がスターピア下松で開かれ90余人参加。にひ氏は、ロシアのウクライナ侵攻を厳しく批判し、「世界の世論と国連を先頭とした国際社会の『即時撤退を』の一致した声がロシアを追い詰めている。旧ソ連のアフガニスタン侵略などと断固たたかってきた党として日本共産党は、どんな大国の覇権主義も許さず、九条を生かした平和外交へ全力を尽くす」と力説しました。にひ氏はまた、コロナから命と暮らしを守り、岸田政権の改憲策動阻止へ総力をあげると夏の参院選での議席奪還へ決意を表明しました。

 渡辺、田上両議員は、市民のSOSに耳を傾け、しっかり発言して市政を動かしてきた党議員団の再選をと訴えました(訴えは次号)。

 

消費税5%に戻せ

県内10カ所で重税反対行動

 民主商工会を中心とする重税反対集会が11、14日、山口市など県内十ヵ所で開かれ、消費税の5%への減税やインボイス制度の導入反対を決議し、市内行進や税務署への集団申告を行いました。合計660人参加しました。ことしは、インボイス制度の実施中止を強く打ち出し、「免税事業者つぶしは許さぬ」と訴えました。

 

ニュース抄録

 ▽市川正一碑前祭 日本共産党山口県委員会主催の市川正一碑前祭が15日、光市内の同碑苑で開かれ、大平喜信元衆院議員らが参列しました。市川は光市出身の戦前の党幹部。終戦の年の3月15日、獄中で亡くなりました。

 ▽日本共産党の県後援会総会 山口県日本共産党後援会が19日、党県委員会で総会を開き、目前に迫った下松、山口、萩の市議選勝利と、夏の参院選での前参院議員にひそうへい氏(比例)の必勝へ決意をかためました。岡山大学名誉教授の小松泰信さんが記念講演し、参院選必勝を訴えました。

 

 

 


山口民報2022年3月22日付

春闘勝利へ総決起集会

大幅賃上げで誰もが

希望もてる公正な社会を

 山口県労働組合総連合・国民春闘山口県共闘会議(中野俊彦議長)は5日、山口市の県立図書館レクチャールームで「2022国民春闘山口県総決起集会」を開き、「大幅賃上げ・底上げで誰もが希望もてる公正な社会を」と決意を固めました。

小畑全労連議長が講演

ロシアの侵略に怒り

改憲阻止へ総力結集

 ▽ロシアのウクライナ侵略に抗議 決起集会は、春闘諸課題への取り組み強化の決意表明とともに、ロシアのウクライナ侵略への激しい抗議の場となり、「ロシアは直ちに撤退を」との訴えがあいつぎました。

 ▽最低賃金の引き上げは労働者と地域経済守るキリ札 冒頭挨拶に立った中野議長は、2022春闘課題のなかでも最低賃金の引き上げが最も重要かつ喫緊の課題だと強調。「政府・財界は最賃アップは中小企業を潰すというが、今こそ中小企業への財政的支援や社会保険負担軽減に踏み出し、労働者全体の賃金底上げ・暮らしと地域経済活性化をめざす時だ」と強調しました。

 ▽全労連の小畑雅子議長が記念講演 当日は全労連の小畑雅子議長が「賃金引き上げ・労働条件の改善で労働者の生活を豊かに」と題して記念講演。小畑氏は、22国民春闘のスローガンは「大幅賃上げ・底上げで誰もが希望持てる公正な社会を、労働組合でいっしょにつくろう」だとのべ、具体的な闘争方針の基調として四つの要求の柱と四つのアプローチを鮮明にしました。

 4つの要求の柱は①大幅賃上げ・底上げ②雇用を守る労働規制強化③いのちを守る公務・公共の拡充④憲法を守り参院選勝利。四つのアプローチ(戦略)は、コロナ禍でのエッセンシャルワーカーの大幅賃上げ・底上げとケア労働者の大幅賃上げを重点に貫き、①要求の明確化②すべてに「非正規・ジェンダー格差」の是正・見える化をはかる③組織拡大・強化と要求実現の結合④参院選で憲法まもる新しい政治への転換です。

 小畑氏は、勝利の展望は「いまこそ労働組合」を貫くことにあると結び、確信を与えました。

 ▽岸田内閣と維新の会などの改憲策動を打ち破る「憲法署名」へ総力を 総決起集会では、小畑全労連議長が、岸田内閣や維新の会などが憲法改悪へ異常な執念を燃やし、具体的動きを強めていることに警鐘を鳴らし、「憲法改悪を許さない全国署名」(九条改憲NO!全国市民アクションの一千万目標署名)を総力をあげて達成しようと力説。総がかり山口の内山新吾共同代表が、「自民党は改憲四項を提唱し、九条に自衛隊を書き込もうとしている。万一許せば、九条は死んでしまい、自衛隊はアメリカと一緒に海外で戦争できる軍隊に根本から変わってしまう。そんな戦争する国にしていいのか」と訴えました。

 ▽引き続き、市民と野党の共闘強め、暮らし・平和守る 集会では新日本婦人の会や防府地域労連の代表も発言。コロナ禍から暮らしを守り、引き続き市民と野党の共闘で憲法と平和を守ろうと決意を表明しました。

 


山口民報・2022年3月6日付

ウクライナ侵略直ちにやめよ

国連憲章守り、即刻撤兵を

共産党がロシアの蛮行糾弾

 日本共産党山口県委員会と中部地区委員会は2月26日、ロシアによるウクライナ侵略に抗議して山口市内で緊急街頭宣伝を行い、侵攻の即時中止とウクライナからの全ロシア軍の撤退を訴えるとともに、「いまこそ国連憲章と国際法を遵守して平和の回復をの一点で声を上げ内外の連帯を強めよう」と呼びかけ、市民の注目をあびました。

 

山口市内で吉田県委員長ら

核による威嚇も許さぬ

「侵略ノー」の一点で声を

 ▽吉田県委員長と河合副委員長がマイク 街頭宣伝には吉田貞好県委員長と河合喜代副委員長(中部地区委員長、元県議)が参加。山口市中央公園バス停付近と五重搭をのぞむ瑠璃光寺前でマイクを握りました。公園で遊ぶ親子連れや観光客が関心を寄せ、「早速、共産党が頑張ってるね」と話す若いカップルの姿も見られました。

 ▽一片の道理もない侵略。国連憲章と国際法にのっとり平和をの一点で声あげよう 吉田氏は、ロシアは一方的に「独立」を承認したウクライナ東部への軍事侵入、首都キエフへの攻撃など一片の道理もなく、罪のない一般市民や子どもが血を流し泣き叫び逃げまどう姿がテレビでも映されており、まぎれもない侵略行為を断固糾弾すると語気を強めました。その上で、「今一番大事なのは、『どうやって、止めるか』であり、そのためには国際社会が一致して、国連憲章と国際法を守れの一点で声をあげ、内外の運動・連帯を強めることだ」と強調しました。

 ▽核による威嚇など断じて許されない また吉田氏は、プーチン大統領が、「ロシアは世界で最も強力な核保有国の一つだ」とのべて、ロシアが攻撃されたら核兵器の先制使用まで言及して威嚇していることにふれ、「広島、長崎、世界の世論に逆行するもので、唯一の戦争被爆国日本の岸田首相は断固として批判の声をあげるべきだ」とも指摘しました。

 ▽日本共産党はロシアであれ中国であれ米国であれ、どんな覇権主義も許さない 吉田氏は、日本共産党綱領は「どんな国であれ覇権主義を許さず、平和の国際秩序を築く」と明記していると紹介。実際、旧ソ連時代のチェコスロバキアやアフガニスタンへの侵略を許さず、日本共産党への干渉・攻撃と対決し、ソ連崩壊で決着がついたとのべ、「一緒に声を上げ、ロシアによる平和の国際秩序の破壊を断固やめさせよう」とのべました。

 

総がかり実行委も抗議

 総がかり行動山口地区実行委員会も二月二十八日、山口市民館前で、「ロシアのウクライナ侵略に抗議する」と緊急のアピール行動を行いました。


山口民報・2022年2月27日付
参院比例にひ必勝企画

私の名前とジェンダー平等

 広島のYMCA会館で「私の名前とジェンダー平等」というテーマで「鼎談」が開かれました。主催は日本共産党国会議員団中国ブロック事務所などです。(下)

▶鼎談のスピーカー◀

坂本洋子さん= NPO法人mネット・民法改正情報ネットワーク理事長

恩地いづみさん=選択的夫婦別姓第二次訴訟@広島の原告

にひそうへいさん=前参議院議員、日本共産党ジェンダー平等委員会委員、弁護士、参院比例予定候補

 

憲法14条、24条と「明治民法」

 坂本洋子 戦争が終わって、新憲法ができると、新憲法で男女平等、憲法⒕条に法の下の平等がありますよね。そして憲法24条に家族領域の中での平等っていうのが謳われてるんです。憲法14条は法の下の平等ですから人種、信条、性別での差別を禁じてるんですけれども、なぜ24条がまた二重に両性の平等を規定しているかというと、家族領域こそが男女平等が一番できにくい領域なんですね。だから二重にここの平等を規定しているということが一つあると思います。

 これができたのが一九四七年なんですね。で、実はその新憲法が制定されて、あの古い民法を見直さなければならなくなった。で、戦後民法は明治民法を基礎にしてますので、「家制度を廃止する」っていうのがもう喫緊の課題だった。ですから家制度廃止に重点が置かれ、他の規定の根本的な課題は不充分だった。

 実は当時「夫婦も別姓にしてもいいんじゃないか」という議論もあったんですね。「可及的すみやかに、将来においてさらに検討することが必要だ」という認識は、実は国会ではあったわけです。憲法が制定された直後っていうのは、今よりもっともっと「憲法が大切だ」と、「人権とか民主主義というのがとても重要だ」という考え方が非常にあったんだなと、こういう付帯決議がされたわけなんです。

 ですから、その直後から法制審議会ではこの夫婦の氏というのが話し合いでずっとされているんです。先ほど仁比さんが九六年の答申にあったと言われたんですけれど、戦後からずーっとこの議論はなされていて、だけどやっぱり反対派の人たちが、なかなかこれを認めなかった。

 憲法24条ができる過程というのは、ベアテ・シロタ・ゴードンさんという方、みなさんもうお聞きになっているかと思うんですけど、この方が基本の条文を書かれているんですね。今の憲法の24条のもとになっているんです。ですから、そこに24条が入ったということは、そこで実は夫婦別姓にならなければならないですね、本来だったら。

 あの条文にはですね、「両性の合意のみに基づいて」と書いています。じゃあ合意だけあればいいかというと、婚姻適齢に達しているかどうかが民法で定められています。現在は、男性は18歳、女性は16歳という規定がありますが、2022年の4月からは男女とも18歳になり平等になっていくんですね。

 来年は非常に法律が変わっていくんですけれども、民法で婚姻の適齢、婚姻の最低年齢を定めています。それから重婚であるかどうか、重婚はみとめられませんから、重婚じゃないこととかですね、それから近親婚じゃないこと、たとえば、いとこ同士っていうのは結婚できますけれども、日本の場合は三親等は結婚できませんよね、おじさんおばさん、甥っ子姪っ子っていうのは結婚できませんよね。こうした要件を実は民法で定めているので、この民法で定めた要件以外の要件を課すことは憲法に違反するんです。ですから合意のみっていっても、合意とそれから民法の婚姻要件を満たしていればいいと。ところが、この夫婦別姓の問題というのは、同氏で同じ苗字でないと婚姻届を受理してもらえないということですね。ということは厳しい要件を課していることになるので、これは憲法違反なんですね。

自分の名前を普通に使いたい

 にひそうへい 恩地さんはどんな思いで第二次訴訟の原告になられたんですか?

 恩地いづみ 自己紹介から始めたいんですが、私は一九八三年に結婚しました。式をする前に名前変えるの嫌だな、本当に思いだけだったんですが、その時夫になる彼と話をして「私名前を変えるの嫌」と言ったら、その時すごい簡単に「じゃ僕変えようか」と彼が言って、フムーと思ったんですが、その時代って夫婦別姓という言葉も一般的じゃないし、事実婚なんてとてもじゃないし、やってる人もないし、これで夫が私の名前になったら私が何を言われるかわからないし、自分が可愛かったのでそこまで勇気を出せなくて。とりあえず変えて使えるところでは名前を通称で使いたいなと思って名前を変えたんですが、旧姓併記なんかも全然ない時代だし、職場でまず使えない。そこで職場で使わせろというような交渉でもしていたらカッコよかったんですが。そこまでする勇気もなかったんで、友達だけ、知ってる人だけ「私は恩地です。恩地を使い続けます」と恩地を使おうとしたんですが、しばらくして子どもが生まれて夫の姓になり、運転免許証の書き換えで名前が変わり、身分証明がなくなり、こうして「恩地いづみ」というのがなくなっていくようで不安になって、そうしているうちに夫との関係性に影響を与えるようになったんです。「私がこんな思いをして名前を変えているのに、あなたは変えないでそのまま生活して、挙句に子どもの保育園の準備も全部私がしている」など、夫との関係もひどいことになってきて。とりあえず自分の名前を普通に使いたい、恩地いづみをそのまま使える状態にしたいという思いで、結婚して七年たってから、だんだんと夫婦別姓という言葉もメディアにも出てくるし、それこそ国会で質問していただいていたころ、いろんな情報も伝わってきて、私だけじゃないという思いでそこで勇気をもって事実婚にしました。

 そこから後はどこに行っても「恩地いづみ」です。仕事の場でも恩地いづみだし、自己紹介もサインする時もなんの悩みもなく聞かないでサインができるという状態で。事実婚であるということ自体は凄くやりやすい事なんですが、事実婚というのは婚姻ではないので今度は結婚していることを証明することができないので、例えばクレジットカードの家族カードとかは入れないし、ちょこちょこしたところで壁があった。事実婚になってから三人目の子が生まれたんで、その子は私の戸籍に入って恩地の姓を名乗っています。

 その後、ⅿネットから「第二次別姓訴訟というのが準備されていて、今度は事実婚の原告でやりたい」という情報があって、事実婚だったら私も事実婚だし、原告はたくさんいた方がいいよという人がいて、集団訴訟で何百人も原告がいるようなことをイメージしたので「その中の一人ぐらいだったら名前出してもいいよ」ぐらいの思いで原告になりますと言ったんです。

ぶれずにまっすぐ、

大事なことをきちんと

 にひそうへい 恩地さん、共産党への期待とかあれば伺っていいですか。

 恩地いづみ ぶれずにまっすぐ、大事なことをきちんと言ってくださってることで、信頼してます。

 私はもう、根っからの無党派で、選挙のたびに、適当に、いろんな党の方に投票するようないい加減なやつなんですが、あの、共産党の方々のぶれない姿勢っていうのをすごく信頼しているし、頑張って欲しい。野党連合がもっとすすめばいいなと思ってます。(拍手)

 にひそうへい ありがとうございます、頑張ります。

 夏、参議院選挙で、私、比例代表区で必ず議席を取り戻して頑張りますので(拍手)、どうぞよろしくお願いいたします。きょうは、恩地さん、坂本さん、ありがとうございました。(拍手)

〈おわり〉

 


山口民報・22年2月13日付

参院比例にひ必勝企画

私の名前とジェンダー平等

 広島のYMCA会館で「私の名前とジェンダー平等」というテーマで「鼎談」が開かれました。主催は日本共産党国会議員団中国ブロック事務所などです。(上)

▶鼎談のスピーカー◀

坂本洋子さん= NPO法人mネット・民法改正情報ネットワーク理事長

恩地いづみさん=選択的夫婦別姓第二次訴訟@広島の原告

にひそうへいさん=前参議院議員、日本共産党ジェンダー平等委員会委員、弁護士、参院比例予定候補

 

名前は人権です。

2009年、14年の国会論戦

 にひそうへい

 みなさんこんにちは。にひそうへいです。

 今日、私といっしょに議論していただくのは、民法改正情報ネットワークの坂本洋子さん。日本の民法改正運動、とりわけ選択的別姓実現運動のリーダーです。

 お二人目、選択的夫婦別姓第二次訴訟@広島の原告・恩地いづみさんです。

 さかのぼると私は、2009年に(その当時で法案提出13回目になっているんですけど)別姓、婚外子保護を含む民法改正法案を、提案者の一人として野党で共同して提出しています。1996年の法制審議会答申で改正が求められたのに、自民党政府が法案をださないからです。

 当時ですね、自民党と公明党の連立政権で本当にひどかったんです。あのリーマンショックもありました。女性たちも困難を抱えていたんです。けれど与党は法案審議に応じてきませんでした。

 その後、どんな国会質問をしてきたか、ポイントだけちょっと申し上げますと、一つは、「名前っていうのは人権です」っていうことなんですよ。これに対して自民党、公明党の政権、とりわけ9年前に復活した第二次安倍政権が「名前は人権ではない」ということを確固として言い始めたんですね。この論戦が一つ大きくあります。

 当時、新日本婦人の会の皆さんが集めたアンケートの中に、「結婚するにあたって名前はただの名称ではなくて、いままで生きてきた証というか自分自身そのもの」という思いが書かれていました。「その思いは夫も同じだろうし、私が苗字が変わるのが嫌な分、夫も嫌だろう」と二人で本当にいろいろ悩んだ挙句、通称名を選択したけれども、それでもいろいろ苦労がある。「長年連れ添った連れ合いが亡くなって、別姓で一緒に慈しみあってきたんだけれども民生委員の人が同居していたという証明書を発行してくれない」「夫が亡くなって介護保険料の返金の通知がきても法定相続人ではないということで受け取れない」「一緒に元気だったころは配偶者控除の問題なんかでも具体的な不利益があった」などなど。おかしいじゃないかってことですよね。松島みどり法務大臣の時、「絶対に許せない」と思って質問したんです。

 もう一つは、坂本さんとも力を合わせて行った質問が2014年の上川陽子法務大臣に対しての質問です。これを恩地さんご覧になったんじゃないかと思うんですよ。

 上川さんはですね、2007年に福田内閣の男女共同参画担当大臣を務めていて、そのときに市川房枝記念館の『女性展望』っていう雑誌のインタビューに出ているんですね。そこで、「私も選択的夫婦別姓については賛成で、そのために議員として活動してきました。それぞれの時代にふさわしい形で法律を見直していかなければならないと思っています」と語っているわけですよ。

 なのに安倍内閣の法務大臣になったら姿勢が変わるのかと。「世論が前進しても、かつて別姓に賛成してそれを求めていた女性議員が所管大臣になったら次々と信念を捨ててしまうということになったら、法務大臣こそが世論に逆行して世論を抑えつけることになってしまうじゃないか」と。

 こうして、国会質問で「名前は人権だ」「通称使用には限界がある」ことを明らかにし、「みんなが『女性の憲法』と呼ぶ女性差別撤廃条約を批准した日本が、国際的な人権水準からどれだけ遅れているかということのあらわれだ」と迫って、みなさんと力を合わせて頑張ってきました。

「夫婦同姓」は

日本の歴史では浅い

 坂本洋子

 あらためまして、坂本洋子です。もう熱い熱い仁比さんの話のあとは話しにくいんですけれども、仁比さんは法務委員会で本当に素晴らしい質問をされるんですね。成果を獲得してきた答弁もいっぱいあります。

 私の仕事は、NPO法人で情報発信をするメディアなんですね。で、なぜこれやりはじめたかというと、国会の質問を全国の人たちが、すぐに知ることができなかったわけです。今はインターネットがありますから、同時、すごくリアルには知ることができるんですけれども、当時はなかなかそこにアクセスできない人も多かったものですから、全国の人たちにこの国会の状況を知ってもらおうということで始めたのがⅿネットなんですね。2000年に立ち上げて2001年の1月に発行をはじめました。そういう情報収集で国会を回っているんですけれども、そこに熱心な法務委員の仁比さんがいらした。

 わたし時々、『時の法令』という内閣法制局が始めた法律雑誌に地味に書いていたんですけれども、その地味な本をしっかりと読んでくださって、よく「ちょっとレクにきて」っていうふうに言われて、私は、弾丸で話すんですね。今日はゆっくりめで話しますけれども、その弾丸の話を漏らさず、しっかりメモをとって、それで質問に臨まれるという姿に「本当にああ素晴らしいなあ」と思いながら、応援したいなというふうに思っておりました。

 山口、広島というのは非常に、岡山もですね、保守的な議員が多い。「家族は日本の伝統」とかおっしゃるんですけれどもねえ、じゃあ伝統かどうかというと、日本では氏を名乗れるのは特権階級だけだったんですね。源のなんとかさんとか、平とか徳川とかですね。そういった特権階級の人たちが名前を名乗っていて、じゃあ一般の人たち市民の人たちはどういう風になっていたかというと、一八七〇年に苗字が許可されるんですね。そして、一八七五年になると義務化される。ですから、ここで国民全員が苗字を名乗ることになるんです。そして一八九八年、明治民法が施行されてはじめて「家の氏」「家制度」っていうのがはじまるんですけれども、実はその前までは女性は旧姓のまま夫の方の戸籍に入るんですね。ですから明治民法が施行されるまでは、選択的ではないけれど夫婦別姓だったんです。

 夫婦が別姓で一つの家にいたわけです。戸籍の中に入っていたが別々の「姓」で、明治民法が施行され家制度になってから氏が家の名前になったんですね。ですから「夫婦同姓」は百数十年ですよ。だから日本の伝統でいうと日本の歴史から言うとまだまだ浅い歴史なんですね、夫婦同姓を強制するというのは。そこが原点です。

 


山口民報・22年2月6日付

県知事選挙 6日投開票へ

看護の専門生かし

コロナから命守るちば氏全力

変えよう自民言いなり県政

 新型コロナ・オミクロン感染爆発に象徴される国・米軍言いなりの冷たい自民党県政か、県民の命最優先の子育て・女性に優しいみんなの県政か―一騎うちの県知事選が今日6日投開票を迎え、ちばまり候補は「初の女性知事を」と党派を超えた支援で大奮闘しています。

 

党派こえて必勝コール

子育て、女性に優しい元気県に

 ▽市民と野党の共同候補として大奮闘 ちばまり候補(誰ひとり取り残さず、みんなの声を生かす山口。・新・68歳、新日本婦人の会山口県本部会長)は、日本共産党の推薦、社民党、新社会党の支持という枠を超え、この五年来大きく前進してきた山口県における政治刷新の流れ=市民と野党の共闘の前進を真っ直ぐ受け継ぐ候補として、都市部・農村地帯を問わず日に日に期待を広げ、元気一杯、街頭から「県政の主役は一人ひとりの県民。冷たい自民党県政を一緒になって変えよう」と訴え続けています。

 ▽総がかり実行委主催の宇部街頭演説会では 1月29日午後2時から宇部市のフジグラン前で開かれた「戦争させない・九条壊すな!総がかり行動うべ実行委委員会」主催の街頭演説会には、市民運動のメンバーや立憲野党の代表がズラリ勢揃い。総がかり共同代表の佐々木明美(社民党県連代表)、社民党県議宮本輝男、共産党県議藤本一規の各氏をはじめ、昨年の衆院選を市民と野党の統一候補としてたたかった坂本史子さん、宇部市地域労連天野剛議長、ソーシャルワーカー森山美千留さんが応援のマイクを握り、「自民党による自民党のための村岡県政はもうゴメン。コロナ禍の今こそ、看護と介護の専門家ちばまりさんに知事の椅子に座ってもらい、オミクロン株の出所・米軍にも国にも堂々とモノを言う、県民の命最優先の新しい県政に変えていこう」と共にたたかう決意を表明しました。

 ▽「誰ひとり取り残さず、みんなの声を生かす」は私の思いにピッタリ 宮本県議は、「ちばまりさんの掲げる〝誰ひとり取り残さず、みんなの声を生かす〟というスローガンは私の思いと一緒。県議会議場で私の席は知事の真ん前だが、今度はちばさんに座ってもらい、アイコンタクトで県民の命・暮らしを守る県政を一緒に進めていきたい」とエール。藤本県議は、「村岡知事は平屋氏が自民党後援会の入会勧誘をしていたとの事実を知りながら副知事に選んだ。これでは知事も平屋副知事も、公選法違反で有罪となった前副知事と同罪。ここまでひどい自民党言いなり県政をこれ以上続けさすわけにはいかない。ちば当選で審判を下そう」と訴えました。

 ▽コロナ対策、喫緊の核心は発生源の米軍に言うべきことを言うこと。「私ならやる」とキッパリちば候補 ちばまり候補は、爆発的な感染拡大を続ける新型コロナ・オミクロン問題について、「由来が米軍岩国基地だということはハッキリしている。出国前にPCR検査をせず、入国時に日本の検疫をしない。これでは感染拡大はあたり前。にも拘わらず、地位協定のカベで政府も県も言うべきことを言わない。こんな県民の命無視をこれ以上続けさせてはいけない」と指摘。「私は20余年、看護師として命の現場に向きあってきただけに、コロナ禍は胸がしめつけられる。いつでも誰でも無料で何回でもPCR検査が受けられるようにし、3回目のワクチン接種の迅速な実施へ全力をあげたい」と訴え、大きな声援をうけました。

 選挙ラスト・サンデーの30日には山口市でも共同街宣が行われました。

 


山口民報・22年1月30日付

知事選告示2月6日投票

冷たい県政サヨウナラ。

つくろう女性知事

「みんなの声生かす」

ちば候補燃える

ちば必勝へ広がる共闘の波

 「米軍岩国基地から始まったオミクロン株の新型コロナ。自粛要請だけで効果ない情けない姿勢ではなく、私は米軍にも国にも堂々とモノを言い、何よりも県民の命を第一にする山口県をつくります」―20日、冷雨の山口市中央公園で第一声の県知事候補ちばまり氏。初の女性知事誕生をと市民や立憲野党の熱い期待を受け、全力で奮闘しています。

コロナから命を守るために

米軍にも国にもモノを言う

 出発式でちば候補(共産党推薦、社民、新社会党支持)は、「毎日のコロナ感染者数発表に胸が痛む。国言いなりの冷たい自民党県政をやめさせ、私は県民の命最優先へチェンジさせたい」と訴え(大要別項)、現職と一騎うちの激戦の街へスタートしました。

 選挙母体の「誰ひとり取り残さず、みんなの声をいかす山口。」の藤永佳久代表は、「コロナ対策は国の後追い。上関原発計画や岩国基地強化への県民の不安は聞き流し。加えてムダな大型開発=下北道路や高級車センチュリー購入。県幹部の自民党選挙―こんな恥ずかしい県政は変えなければならない。24年、看護師・ケアマネとして県民に寄り添ってきたちばまり候補こそ、熱い心で県民の声を生かしてくれる人だ」と党派を超えた支持を呼びかけました。

 出発式では日本共産党の大平喜信元衆院議員、社民党の佐々木明美県連代表、新社会党の田中健二県本部委員長、総がかり山口の大久保雅子氏が必勝へ応援のマイクを握り、日本共産党の志位和夫委員長が激励メッセージを寄せました(全文2面)。

 ちば候補は、市民と野党の共同候補として期待を集め、各地で党派を超えて支援が広がっています(2、3面に関連記事)。

 

4つのチェンジ熱く語る(ちばまり候補・第一声)

 毎日、コロナの感染者数を聞くのが恐ろしい。一般の外国人はちゃんと検査・検疫してるのに、米軍は日米地位協定の特権扱いで入国前のPCR検査も日本の検疫も受けない。国も県知事もこれに対し、自粛要請するばかりで本当に情けない。

 私は県政の第一のチェンジとして、国にも米軍にもきちんとモノを言い,何よりも県民の命を守る山口県に変えたい。半減された保健所を元にもどし、直ちにPCR検査が十二分に受けられるようにしたい。

 24年間、看護師・ケアマネとして現場で県民に寄り添ってきた経験を知事として県政に生かしたいと思う。

 公約の第二のチェンジは子育て・教育日本一の山口県をめざすこと。子どもの医療費無料化も17年間放置してきて山口県は冷たい県になったが、今の倍の十億円かければ高校卒業まで無料化できる。

 三つ目のチェンジはジェンダー平等の実現。私は新日本婦人の会の会長としてこの課題に力を入れてきた。パートナーシップ条例の制定、選択的夫婦別姓や同性婚カップルの権利保障を実現したい。

 四つ目のチェンジは、憲法を生かした県政を進めること。自民党に忖度して副知事が地位利用で公選法違反を続け、辞任するという全国に恥ずかしい事件が起きたが、村岡知事が選んだ新しい副知事も同じようなことをしていたと自ら認めた。なのに村岡さんは何もしない。民主主義を壊す、こんな自民党言いなりは絶対許してはならない。誰ひとり取り残さず、みんなの声を生かすため全力をあげる(文責編集部)。


山口民報・22年1月16日付
岩国基地のコロナへ抜本策を

地位協定の抜け穴で拡大

共産党が県に要請

基地発生源に深刻化

直ちに協定改定し検疫厳格に

 米軍岩国基地を発生源として、オミクロン株を含む新型コロナウイルスが爆発的な感染拡大を見せている重大事態について日本共産党山口県委員会と県議団は7日、米軍関係者の検疫を免除する日米地位協定を改定するとともに、当面直ちに入国禁止など強い措置をとるよう県に要請しました。

 岩国基地の新型コロナ感染者は暮れの29日・80人となったのをはじめ、年明け5日・182人、6日・115人とこれまでの最多を更新する猛烈な拡大。基地側が適切に情報を公表しないため詳細は不明ですが、県等の確認でもオミクロン株の激増とその市中感染は、広島県を含む広域への拡大が重大化しています。また、沖縄県をはじめ三沢、横田、横須賀、キャンプ座間、キャンプ富士、佐世保など米軍基地のある所で感染が拡大(6日現・合計1,667人)。政府はいわゆる水際作戦で一般外国人の入国規制をかけていますが、ドイツとNATOの地位協定が厳しい検疫と国内法遵守を課している(54条A)のにくらべ、日米地位協定九条は米軍人・軍属らの出入国フリーパス、日本側の検疫権無しの屈辱的・植民地的規定となっており、今回の新型コロナ感染拡大の構造的な原因となっています。

 党県委員会と県議団は、こうした実態を指摘し、①一刻も早く地位協定を改定し、米軍人・軍属・家族のフリーパスの入国禁止や、日本側の検疫権を明記するよう国に求めること②感染経路や行動歴など情報提供し、外出時のマスク着用を厳守させること③出入国時のPCR検査を徹底することを求めました。県民の健康と安全を守るために、三回目のワクチン接種の迅速化や、「いつでも誰でも無料で」PCR検査が受けられるようにし、有症者を自宅置き去りにしない医療機関体制の拡充なども改めて要求しました。

 対応した防災危機管理課の武田和雅副課長は、岩国市・和木町を9~30日、まん延防止等重点措置の適用対象とすると答えました。要請には後日文書回答。

米軍の外出規制を

岩国でも住民投票を力にする会らが県の出先へ申し入れ

 岩国、広島の住民組織五団体(愛宕山を守る会、あたごやま平和研究所、住民投票を力にする会、瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク、岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会)は7日、年末・年始の新型コロナの爆発的な感染拡大の発生源となっている米軍岩国基地について、米軍任せの感染対策ではなく、米軍に対して運用制限と外出禁止を要請すべきだと在岩国の県民局を通じて村岡知事あてに緊急要請しました。

 愛宕山を守る会の岡村寛代表らは、「昨年の第五波の際、米軍は“基地に持ち込むな”と言ったが、今は“基地外へのバラまき”だ。爆音で苦しめられている上、コロナで深刻な命と健康の不安に陥れられ、怒りを感じる」と指摘。運用制限・外出禁止とあわせ、①米軍に日本政府の「まん延防止等重点措置」を徹底・厳守させる②日本人従業員の感染防止に特段の手立てをたてる③ゲノム解析結果などを公表すべき、と求めました。


山口民報・2022年1月2日合併号

松野 さと江 新日本歌人協会全国幹事(山口市)

過去ならず

前のめるジグザグデモは六連隊ひきゆく先頭青竹握る

樺美智子の死を聞く朝のフランスデモ〝同志は倒れぬ〟歌いつつ行く

チラシの裏に鉛筆で書く母の手紙危ないデモには行くなとありき

ぼとっと垂るる墨痕さらりと字にかえて横断幕書く「安保反対」

ガリ版の油にまみれ二千枚あした手渡すアジビラを刷る

デモ果てて日暮るる京の八坂下ハモリて帰るあの〝エルベ河〟

壇上に全学連のヒロイズム突きて出てゆく杉浦進

北小路敏は府連の委員長 後の生きざまスマホに探る

「岸 を 倒 せ」倒しはしたが戦犯の子孫がいまだ統べる国とは

新島襄の碑におがたまの花や散る 噫 「満身に良心充せ」

 

静かな力

姫娑羅の真白く咲きて人気なき山の茶店にコーヒーすする

幼子のふいに駆け出すごとくにも老のこころの時にさわだつ

母さんはなんだか百まで生きられそう子に言う今年最初の電話

身の内にうすらと澱む沼があり日暮れ色なす雲を浮かぶる

夕べ脱ぐ下着に匂う体臭の生あたたかく仄かに酢ゆき

神の代にしたたる乳は薬とや 吾は八十のふた房拭う

己が吐き己が飲みこむ言葉なれ こころの道に手をすけて寝る

待つとうは祈りにも似てやさしもよ待つを重ねん残るいのちも

手が欲しきこの肩むんずと掴む手がふり向きざまに微笑むものを

ゆるぎなき静かな力あらしめよ老いてゆく日の薪となさん
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

吉田県委員長の新年挨拶

共闘をさらに発展させ参院選勝利へ

日本共産党山口県委員長

吉田貞好

 

 山口民報読者のみなさん、県民のみなさん、2022年、明けましておめでとうございます。

 昨年の参院補欠選挙、総選挙でのご支援に心からお礼を申し上げます。日本共産党は「野党共闘で政権交代をはじめよう」と力いっぱい訴えました。日本共産党の後退は残念ですが、しかし最初のチャレンジとして歴史的意義をもつものでした。自公勢力による激しい野党共闘と日本共産党攻撃のもと、全国59選挙区で勝利するなど共闘は力を発揮しました。「野党共闘は失敗」は事実に反します。山口県でも、4選挙区すべてで一本化し、2区は松田一志候補が野党統一で健闘しました。「市民連合@やまぐち」、「総がかり行動」は大きな役割を果たされました。感謝と敬意を表します。野党は合同街宣、応援演説、エールの交換など、不十分さと課題を残しつつも信頼と絆は深まりました。

 今年夏は参議院選挙があります。日本共産党は①市民と野党の共闘をさらに発展させ、政権交代への足掛かりをつくる②比例「650万票、10%以上」・5議席絶対確保、を目標に奮闘し、にひそうへい前議員の議席奪還を必ず果たす決意です。

 

知事選・千葉まりさん必勝へ市民団体とともに

 

 県知事選挙が1月20日告示、2月6日投開票でたたかわれます。中央直結の村岡県政に対して、みんなの県政をつくる会、市民連合@やまぐちの推薦で千葉まりさんが立候補を表明しました。

 千葉まりさんは看護師として医療・介護の現場にたち、新婦人県本部会長として平和、くらし、ジェンダー平等など要求運動の先頭に立ってきた熱い心と行動力の人です。「誰ひとり取り残さず、みんなの声をいかす山口県政」に切り替える最適の人と確信します。日本共産党は推薦を決め、他の野党も検討中です(12月17日現在)。

 今年は重要な地方議員選挙が続きます。4月には県都・山口、萩、下松の3市議選、10月には岩国市議選です。来年は下関市議選、県議選など統一地方選挙と続きます。昨年、見事空白を克服した阿武町議選などにつづき、新たな前進へ奮闘します。

 

「九条守れ、憲法生かせ」の国民的大運動へ

 

 岸田政権は安倍・菅政治の継承だけでなく、新たな危険な道に踏み出そうとしています。「敵基地攻撃能力の保有」の検討と、それと一体の九条改憲への動きです。草の根から「九条守れ、憲法生かせ」の国民的な大運動が必要です。「九条改憲NO!全国市民アクション」が呼びかけた新しい憲法署名に日本共産党は県内10万規模で取り組みます。コロナ禍での苦難軽減、米軍岩国基地、宇宙監視レーダーなど県内の軍事大増強ストップ、上関原発計画中止など県民の共同の運動をひろげていきます。

 

 今年は日本共産党創立100周年

 

 県民のみなさん。日本共産党は今年7月15日に党創立100周年を迎えます。参議院選挙での反転攻勢へ党の力をつけ、どんな共産党攻撃も共闘攻撃もはねかえして前進するために全力を尽くします。

 みなさんの変わらぬご支援をお願いします。
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何としても勝ちぬく

参院比例予定候補、弁護士

にひそうへい

 

 このたび夏の参議院比例代表選挙に立候補を決意致しました。

 私は、裁判でも国会でも、公害や戦争・大災害・性暴力や派遣切りなど、被害者の皆さんと「絶対あきらめない」と力を合わせるとともに、前回僅差の次点で議席を失ってからも、コロナからくらしを守り、ジェンダー平等を実現するために頑張ってきました。

 昨夏、広島「黒い雨」原告全員を被爆者と認めた判決に国はようやく従いましたが、いま同様の被害者の救済を拒もうとしています。人道に反する原爆や戦争の苦しみを直視し、戦争にだけは絶対してはならない、と信念で行動する政府こそ必要です。

 あなたはどんな日本にしたいですか?

 みんなを代表して、きちんと話し合い、最良の道を見いだす―それが本来の国会です。コロナ危機でも現場や専門家の意見もきかず、まともに国会を開かない。私はそんな国会を変えたい。

 西日本豪雨災害のとき、私は地方議員や自治体のみなさんと力を合わせて、敷地内の土砂撤去や木造仮設住宅、被災業者のグループ補助金など、それまでになかった支援を実現できました。三・一一を忘れ、原発再稼働を推し進める政治に、「原発のない脱炭素社会を」の声が立ちはだかっています。

 地域には「どっこい生きてる」営みがあります。農林漁業はその本です。声を上げれば変えられるー渦巻く要求実現の「チーム共産党」の砦となって、安心できるくらし、豊かなふるさとを取り戻していきたいのです。

 いま岸田政権は、日本を「戦争する国」に変えようとしています。沖縄・辺野古新基地建設とならんで急変貌させられている米軍岩国基地。各地で自衛隊基地が連動しています。真正面から立ち向かい、憲法が生きる日本をつくります。

 参院比例は「全国が一つ」、五十人を選ぶ選挙です。私を含む共産党の五議席絶対確保の先頭に立ち、なんとしても勝ちぬきます。

 もう一度、私を国会で働かせてください。
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真正面に課題へ挑戦

元衆院議員  大平よしのぶ

 

 昨年開催のCOP26。気候変動による海面上昇で国の存亡がかかる太平洋の島しょ国からの警告を「経済成長も大事」とまともに聞かない先進国の態度に、「気候正義を!」「私たちの未来を奪うな!」と怒りの声を上げる若者たちの姿を目の当たりにしました。

 時を同じくし海を超えて総選挙最中の日本。「今の時代に政治家が気候変動の問題で何も言わないってのはありえない」と話す広島のある高校三年生と出会いました。彼は人生初の選挙で日本共産党に投票したそうです。

 嬉しい気持ちとともに彼らの切迫感が突き刺さりました。確かにいまや中国地方の各地を訪れる中でも、気候危機の問題が話題にならない日はありません。「水の恐怖から一刻も早く逃れたい」――この四年間で三度水害に遭った江の川流域に住む皆さんから命の危険を含むリアルな不安を伺いました。鳥取県岩美町の田後漁協の組合長さんは「水温上昇によってこれまで沿岸で採れていた赤イカやハタハタ、カレイやハマチもこなくなった」と話します。島根や上関の原発推進に加え、一昨年六月には竹原市の石炭火力発電所が運転開始、現在全国で建設中の石炭火発九基のうち二基が中国地方です。メガソーラー、大規模風力発電施設など中国山地の豊かな生態系や森林を破壊する乱開発が「クリーンなエネルギー」の名を借りてねらわれています。

 中国地方でこそ、みんなが安心して生きていけるようエネルギー政策の大転換と気温上昇を食いとめる本気のとりくみを起こさねば。指をくわえて見ているなどまさに「ありえない」のです。金儲けが何よりも優先されるような社会で本当にいいのか!――若者たちにこそ、今こそ正面から問いかけたい。

 「国会議員は人間だけの代弁者ではない。大地の叫び、山、川、海の訴え、国土こその代弁者であれ」とは敬愛する小松泰信岡山大学名誉教授の弁。これだ。この要請に全力でこたえる一年に。元旦、まずは山登りへ。そして参院選勝利へまい進します。

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命守る県政つくりたい

知事選挙予定候補

千葉さん22日決起集会

 

 「声を生かす山口。」から立つ千葉まり県知事選予定候補の勝利をめざす総決起集会が、22日午後2時から山口県総合保健会館で開かれます。

 

 千葉氏は、市民連合やみんなの県政をつくる会など党派を超えた幅広い市民団体・個人の要請を受け、「誰ひとり取り残さず、みんなの声を生かす山口」から立候補(無所属・68・日本共産党推薦)。12月19日には山口市内で事務所開きを行い、「コロナ禍から命とくらしを守り、ジェンダー平等の山口県をつくる」と年末年始返上で精力的に挨拶まわりや街頭宣伝を行っています。22日の決起集会には、日本共産党の田村智子副委員長がかけつけることが決定しています。知事選は三選をねらう村岡氏との一騎打ちの模様です。

 ▽千葉まり事務所=山口市中央1丁目4―5、平和ビル201、電話083―933―0021
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日本共産党創立100周年

~識者が語る党創立の頃~

人間解放の方途を紡ぎ出す

日本共産党創立の歴史的位置

山口大学名誉教授 纐纈厚

 

 日本共産党創立の1922年前後期は、第一次世界大戦(WWⅠ)での惨禍の体験から、二度と戦争を繰り返すな、とする非戦への思いが共有された時代だった。また、人間の自由と尊厳を守ることが、非戦の世界を紡ぎ出す方途であることを、数多の思想や運動を通して学んだ時代でもあった。

 そのなかで、非戦と平和を訴え、人間中心の社会を築き上げるべく日本共産党が創立された。労働者人民が一人の人間として、その尊厳を取り戻すための思想と運動の成果として。

 WWⅠの総括から非戦の思想と運動が盛んとなった当時の日本では、大正デモクラシーと称される日本型民主主義が花開いた。帝国日本は、天皇制国家支配体制、いわゆる国体を支配原理とした。国体原理ゆえに「民主」の用語使用はご法度とされた。それで吉野作造は「民本主義」と呼んだ。

 それはまさに帝国と立憲の抗争の本格的な幕開けでもあった。国体原理を固守する帝国と、デモクラシーによって立憲制を本格化させようとする勢力との鬩ぎあいだった。

 

世界の思想潮流の中で

 

 ところで、日本共産党の起点は何時からと問えば、明治国家成立からと敢えて答えたい。徳川封建体制を終わらせ、天皇制支配体制として出発した明治国家。それには数多の人民が異議を唱えていく。

 フランスやイギリスから自由主義や社会主義の思想を導入し、共和政体による政治システムの導入を計ろうとする民主主義勢力。ドイツから帝政や国家主義による国体を原理とする政治システムを定着させようとする国家主主義勢力。この二つの間の抗争が一段と激しくなっていく。

 民主主義の思想や運動は多くの人々の心を捉え、帝国政府は、これに対抗すべく天皇制を前面に押し出す。この過程で国体護持が明治国家保持の絶対的条件となっていった。

 帝国憲法の制定(1889年)によっても、この対立は収まることなく、20世紀に入って社会主義思想など国体原理に相反する思想と運動が、民主主義の思想をさらに発展させていく。4年間の長期戦となったWWⅠ。航空機や潜水艦、戦車の登場もあって甚大な人的物的被害を出す。そこから大戦終了後、ロシア革命(1917年)の影響もあって、国体原理から解放され、労働者人民の自由と人権を貴ぶ社会の構築が多くの人々の目標となった。

 そうした社会的な要請を背景として、1922年に日本共産党が創立された。それは当時の世界の思想潮流でもあった。あらゆる弾圧を搔い潜っての創立は、人間解放のためには不可避な選択であった。

 

記憶すべき日本共産党創立の意味

 

 ここで記憶すべきは、第一に日本共産党の創立は明治国家成立以後から展開された民主主義の充実を希求する多くの人々の要請であったこと、第二に労働者人民を搾取して、はじめて成立する資本主義社会に内在した矛盾を解消する組織運動としてあったこと、第三に自由と人権が確保され、資本主義に翻弄されることのない社会構成体としての日本の創建のために、数多の犠牲を顧みずの決断であったこと、等である。

 そのことの意味は、帝国日本はあくまで国体護持を目的とした国家であり、当時の憲法で「臣民」と規定された労働者人民の国家ではない、ことの証明であった。日本共産党は、天皇制を否定することで、国体護持に収斂する帝国日本に、根本からの修正を求めた。そのことによって、はじめて「臣民」が一人の人間として解放され、その人権が活かされる社会に到達できると確信していたのである。

 

日本共産党の変わらぬ一点

 

 日本共産党創立当時、世界でも軌を一つにして共産党が相次ぎ創立された。アメリカでは1920年に労働党の名で創立後、1929年にアメリカ共産党と改名。以下、ドイツ共産党(1918年)、フランス共産党(1920年)、イギリス共産党(同年)、イタリア共産党(1921年)、ポルトガル共産党(同年)、スペイン共産党(1922年)と続いた。アジアでもインドネシア共産党(1920年)、インド共産党(同年)、中国共産党(1921年)など、1920年代に欧米とアジアを違わず世界各地で共産党が誕生した。

 そこに共産党創立理由の普遍的課題が窺える。第二次世界大戦を挟んで現在まで、世界の共産党は弾圧で解体を余儀なくされたり、大きく変質をしていく。

 それは政体や時代の変化に伴う必要不可欠な部分と、修正と妥協の産物としての結果とに分別される。しかし、日本共産党は敗戦を挟んで党綱領の改編こそあったものの、労働者人民の権利を獲得し、人間の尊厳を守り抜くという一点においては全く不変である。このことは、世界の共産党と似て非なるものと言って良い。

 

先人の思い継続し現代の課題へ

 

 現在においてもなお、抑圧や差別、貧困などの構造的暴力を内在化させ、人間や自然の生存権や生態系を棄損・破壊する資本主義世界を根本的に変革することが共通の目標となっている。

 日本共産党創立100年を迎える2022年の今年、現在の課題克服への努力が、数多の犠牲を強いられてきた先人たちの思いを継続するものだ、とする自覚を深める時としたいものである。