2020年11月

2020年11月24日
中四国防衛局、中四国農政局に要請を行いました。

 日本共産党山口県委員会は、11月24日、森田治男中国四国防衛局長に岩国基地での新型コロナウイルス感染症防止策として、米軍からの情報提供の強化と日本人従業員へのPCR検査の実施を求めました。松田一志衆議院2区予定候補は「岩国基地でクラスターが発生したと判断しないのか」と質しました。防衛局の担当者は「基地内で感染者が増えているが、クラスターが発生したとは判断していない。11月中旬、基地内で患者が増加した際、数百人規模でPCR検査を実施した結果、陽性患者が増えた。防衛局として、11月13日に感染拡大防止対策の強化を基地に口頭で申し入れた。」と答えました。藤本一規県議は、「PCR検査を数百名規模で行う事態こそ、クラスターと言える状況だ。」と質しました。
◇   ◇

 大平よしのぶ前衆議院議員と日本共産党中国ブロック事務所は、24日、塩屋俊一農林水産省中国四国農政局長に緊急申し入れを行いました。

 申し入れには、大平前衆議院議員と、山口県から、藤本一規県議、江原満寿男下関市議、三好睦子美祢市議が参加しました。

 トビイロウンカの異常発生により、水稲の作況指数(10月15日時点)は、県全体で73の「不良」。県西部地域は全国最低の67です。要望項目は次の2点です。①国、都道府県、市町の負担で、農業共済金への上乗せ助成を検討すること。②水稲共済の農家負担=掛け金を無料にまたは大幅減額とした上で、補償は引き上げること。そのために農業保険法を改正すること。

 

中村指導官は「農業共済の収入補てん制度を活用してほしい。減収分の9割まで補てんする。全額の補てんは、モラルハザードとの指摘がある。」と答えました。江原下関市議は、「来年の種もみの契約をキャンセルする農家が増えている。離農者の増加が予想される。収入補てん制度に加入している農家は1%。現行制度は、トビイロウンカ被害で苦しむ農家を支援するには不十分。」と指摘しました。大平よしのぶ前衆議院議員は、「農家に『自己責任』を強いる回答だ。公助こそ必要。」と指摘しました。

2020年11月27日、
高級車センチュリー購入問題で「住民監査請求」を行いました

不要なセンチュリー購入費2090万円を返せと県民が住民監査請求

 山口県が当初予算で購入した貴賓車センチュリー2090万円は「不当な支出だ」として26日、松林俊治さん(73歳)が村岡嗣政山口県知事に返還を求めて県監査委員会に住民監査請求を提出しました。
 松林さんは提出に先立って行った記者会見で、「二つの問題提起をした」として、一つは宮内庁が都道府県に対し、皇族の地方訪問に際して車両を用意することは求めていないことから、そもそも「貴賓車」は必要のない買い物であり、実態は議長と副議長の専用車になっており、コロナ禍で苦しむ県民の生活や医療現場への税金投入が優先されるべきだと。二つ目は、本来、県民の税金の使い方をチェックすべき議会でセンチュリーのことが一切議論されていないのは、予算説明書が県民誰が見てもわかるようにされていないからだと、今回のことを機に改善を求めています。
 松林さんは、県が開催した「総理大臣展」についても住民監査請求を提起していますが、それを含め、「元県職員として40数年勤めてきた。そのお礼として県民のための県政であってほしいとの老いの一徹で申請した。今回の請求には多数の方から『何か行動しなければいけないのではないか』との声が寄せられたことも大きな動機だ」と語りました。


【11月21日、下関で笠井亮衆院議員を迎え演説会】

本気の共同 勝利しよう

山口・下関演説会 笠井・大平氏

 山口県下関市で21日、日本共産党の笠井亮衆院議員を迎えた演説会が開かれました。笠井氏は「次の総選挙で山口・下関から市民と野党の共闘で世直しの政権交代をし、野党連合政権をつくろう」と呼びかけました。

「市民連合@やまぐち」の熊野譲共同代表が来賓あいさつし、菅義偉政権のコロナ対応などを批判。「非科学的、反知性的、反国民的な政権と言わざるを得ない。市民と野党の本気の共同で新しい政権をつくろう」と訴えました。

 笠井氏は、9月の臨時国会の首相指名選挙で野党がそろって立憲民主党の枝野幸男代表に投票し、衆院であと100議席あれば政権交代が可能となり、「政権交代が手に届く目標になった」と強調。「野党連合政権をつくる私たちの決意を込めて投票した」とも述べ、共闘の要となる共産党を比例で大きく伸ばし、大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国ブロック比例候補を再び国会に送ろうと力説しました。

 大平氏は、議席を失ってからの約3年で中国5県の全107市町村を訪ね、現場で学んだ子育て支援など中山間地の努力を紹介。「この努力は自民党政治が切り捨ててきたことばかり。共産党の七つの提案に寄せられる共感と期待に何としても応えたい」と訴えました


学費を減免して

党山口県委など県に要請

 日本共産党山口県委員会(吉田貞好委員長)と党県議団(木佐木大助団長)は16日、日本民青同盟が行った学生への食料支援を通して学生から出された要求や生活実態も受け、第5次の新型コロナ対策を県知事と県教育庁に要請しました。

 要請は、▽医療機関への財政支援、国の「緊急包括支援交付金」の早急な交付を▽防府市の保健所防府支所を保健所に拡充し、職員を抜本的に増やす▽大学生や専門学校生の学費を減免する。国の「住居確保給付金」の基準の緩和、バイトがなくなったり減ったりした学生への「休業支援金」の基準の緩和を国に要請する▽学校の20人学級化を早期に実現し、正規教員を早期に増員する▽国保料、介護保険料の減免の徹底。高齢者のPCR検査費用の補助やインフルエンザ予防接種の無料化―などです。河合喜代県副委員長と藤本一規県議が同席しました。

2020年9月

【9/19 光市で小池書記局長迎え演説会】 

(左から)松田、田辺、小池、いわね、大平の各氏
(左から)松田、田辺、小池、いわね、大平の各氏

 光市で19日、小池晃書記局長・参院議員を迎えた党演説会が開かれました。大平よしのぶ衆院中国ブロック比例候補、松田一志衆院山口2区予定候補、市議選(10月18日告示、25日投開票)で現有2議席確保をめざす現職・田辺まなぶ、新人・いわね洋志の両予定候補が決意表明しました。

 小池氏は市民と野党の共闘の前進を語り、「来るべき総選挙で『安倍政治』に決着をつけよう」「共闘の要の日本共産党を躍進させてほしい」と訴え。市議選は市民の命と暮らしを守るとともに、「安倍政治継承」の菅政権にノーを示す選挙だと語りました。

【9/18 大平氏が山口市で宣伝、19日行動参加も】 

 党中国ブロック一斉宣伝デーの18日、大平よしのぶ前衆院議員・中国ブロック比例候補は山口市で河合喜代県副委員長と宣伝。「安倍政治継承」と国民に自己責任を押し付ける菅政権を厳しく批判し、市民と野党の共闘の力と党躍進で国民の命と暮らしを守る政治へ変えようと呼びかけ、来るべき総選挙で同ブロックでの党議席奪還を必ずと訴えました。

 総がかり行動が市民会館前で取り組む「19日行動」(1日前倒しで開催)にも参加し、連帯あいさつ。民青との懇談も行いました。

【9/13 ジェンダー学習会開催】 

 県党は13日、党中央委員会ジェンダー平等委員会事務局長の坂井希さんをオンラインで講師に迎え、ジェンダー学習会を開きました。坂井さんは、ジェンダーは支配階級が人民の支配のため政治的・歴史的に押し付けてきたものだと強調し、日本の差別構造の歴史、ジェンダー平等を求める国際的潮流の発展、日本のジェンダー格差の実態を解説。党は改定綱領でジェンダー平等の実現を掲げ、政治を変えると同時に自己改革も図り、#with youの姿勢で実現を求める人たちとともに尽力したいと語りました。

【新県委員長に吉田氏】 

   県党は第7回県員会総会(5日)で、新県委員長に吉田貞好氏を選出しました。佐藤文明県委員長が家族の病気のため任務の継続が困難となり、辞任したことに伴うものです。


2020年8月

【新型コロナ対策で県に4回目の要請】 

要請する(左2人目から)藤本・河合・木佐木の各氏
要請する(左2人目から)藤本・河合・木佐木の各氏

 県委員会と県議団は7日、県に対し、新型コロナ対策の抜本的強化を求める4回目の要請を行いました。河合県副委員長、木佐木・藤本の両県議、吉田県議団事務局長が参加。防災危機管理課が応対しました。

 要請は①PCR検査体制を更に拡充し、防疫目的の検査を行う②感染リスクの高い施設で働く人等への支援の強化③医療崩壊を防ぐため、医療機関・従事者への財政支援を強化④子どもたちの学習環境の改善⑤感染リスクを高める施策の見直し―が柱です。

保育園や幼稚園、児童福祉施設等の職員への県独自の「応援給付金」について、対象外とされる施設から疑問の声が寄せられていると指摘。事業を継続した施設で働き、対象期間内に10日以上の勤務実績がある全ての職員を対象にするよう求めました。

 要請の詳細は県議団ブログ「おかしいだろ!山口県」(リンクあり)をご覧ください。

 同日は下関市議団も市と市教委に4回目の申し入れを行いました。


2020年7月

【大雨被害はありませんかー現場調査・聞き取り各地で】 

小鯖の被害現場を調査する河合氏(右)
小鯖の被害現場を調査する河合氏(右)

  大雨の影響で県内でも土砂崩れや浸水などの被害が出ている地域があり、党は地方議員を先頭に現場の調査や聞き取りを各地で随時、行っています。

 このうち、河合喜代県副委員長(前県議)は14日、山口市大内御堀の仁保川で堤防の一部が崩落した現場と、同市小鯖地域で水路から溢れた水が住宅の庭などの土砂を押し流した現場を調査。住民や関係者から、被害状況や自治体への要望を聞きました。

【7/11 大平氏が阿武町、宇部市で活動】 

宇生賀を訪れた大平氏ら
宇生賀を訪れた大平氏ら

 大平よしのぶ衆院中国ブロック比例候補が11日、阿武町と宇部市で入党・赤旗購読を訴える訪問を中心に活動しました。

 阿武町では藤本県議、米津町議補選予定候補とともにイージス・アショア配備計画反対の先頭に立ってきた方も訪ね、配備を断念させた喜びの声を聞きました。配備候補地とされた陸自むつみ演習場に近い宇生賀地区では青々と茂った田んぼが梅雨の晴れ間に輝き、‟今ある暮らしを、地域を守りたい”とたたかってきた住民の願いを体現しているようでした。宇部市では一人を党に迎えました。

 

【7/10 岩国で陸自オスプレイの木更津飛行に抗議】 

雨の中、抗議する市民(10日)
雨の中、抗議する市民(10日)

防衛省が陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県)に〝暫定‴配備するV22オスプレイのうちの1機が10日、陸揚げされた米軍岩国基地から木更津へ飛び立ちました。6日、8日と悪天候を理由に飛行の延期を繰り返すなか、岩国基地の機能強化に反対する市民が基地滑走路北側で粘り強く抗議と監視を行い、「欠陥機の飛行は許されない」と怒りの声を上げました。

 


2020年6月

【6/13 県党後援会が総会開く、大平比例候補も参加し決意表明

決意を訴える大平氏(中央)
決意を訴える大平氏(中央)

山口県日本共産党後援会は15日、2020年度総会を山口市で開きました。総選挙で大平よしのぶ衆院中国ブロック比例候補の議席奪還・党躍進を必ず果たそうと、後援会活動の強化・発展と日常化を進めることなどを掲げた方針を採択。各後援会の活動を交流しました。 

 福江俊喜会長、佐藤文明県委員長があいさつし、コロナ禍の中で国民の間に広がる党への注目と期待に応える後援会活動へ奮闘しようと呼びかけ。「市民連合@やまぐち」の内山新吾共同代表が連帯あいさつしました。

 大平氏と松田一志衆院山口2区候補が総選挙勝利・安倍政権退陣の先頭に立つ決意を熱く訴え、大きな拍手に包まれました。

 会長を長年務めた福江氏に代わり、藤永佳久氏が新会長に選ばれました。 


【6/7投開票の周南市議選で中村・魚永・渡辺の3氏が当選

  6月7日投開票の周南市議選(定数30、立候補33)で日本共産党は中村富美子、魚永智行、渡辺君枝の各氏(いずれも現職)が当選し、現有3議席を確保しました。4年前の市議選比では1議席増を果たしました(渡辺氏は昨年の補選で無投票当選)。多くのご支援・ご支持ありがとうございました。得票・順位は選挙情報のページに掲載しています。


2020年5月

【5/31 周南市議選告示、中村・魚永・渡辺の3候補が立候補


  5月31日、周南市議選が告示され、日本共産党の中村ふみこ、魚永智行、渡辺きみえの3候補(いずれも現職)が現有3議席確保をめざして立候補しました。定数30に33人立候補の少数激戦です。

 3候補はそれぞれ出発式を開いた後、各地の街頭で公約や実績を訴え。大平よしのぶ衆院中国ブロック比例候補も応援に駆け付け、中村候補と出発式で、魚永候補と徳山駅前で、渡辺候補と選挙事務所近くのスーパー前で演説しました。

 3候補の活動の様子はツイッター(左にリンクあり)に日々アップされています。


【5/12 県党コロナ本部が医師会、保険医協会と懇談

県医師会と
県医師会と
県保険医協会と
県保険医協会と

  県党新型コロナウイルス対策本部は12日、県医師会と県保険医協会とそれぞれ懇談し、医療現場への影響や要望を聞き取りました。河合県副委員長、藤本県議、吉田事務局長が参加し、医師会の佐伯事務局長、保険医協会の黒本事務局長が応対しました。

 医師が必要と判断してもPCR検査されなかったケースがあることが、佐伯氏からも黒本氏からも指摘されました。保険医協会では、受診者の減少に伴い保険収入も減り、経営に影響が出ていること等が明らかになった会員アンケートも示されました。

 検査体制のあり方をめぐっても意見を交わし、河合氏らは「感染の全体像をつかむためにも検査数を増やし、医師が必要と判断すれば検査を行うようにする必要がある」と話しました。

  懇談の様子は藤本県議のブログでも掲載されています(13日議員日誌)。


2020年4月

【4/20 美祢市議選、三好・山下の両氏が当選、感謝と決意を訴え宣伝

街頭で訴える(左から)三好氏と山下氏
街頭で訴える(左から)三好氏と山下氏

 19日投開票の美祢市議選で日本共産党の現職・三好睦子、新人・山下安憲の両氏が当選し、得票率・数とも前進させて8年ぶりに2議席を実現しました(得票数などは選挙結果のページに掲載)。多くのご支援・ご支持ありがとうございました。

 二人は20日、朝から市内各地で街宣し、感謝の思いとともに「2議席の力をフル活用して公約を実現し、市民の暮らしと命、福祉を守る」と今後の決意を訴えました。


【4/13 「岩国基地のコロナ対策や感染状況知らせよ」と岩国市に申し入れ

 安保廃棄・岩国基地撤去岩国地域実行委員会(米重政彦代表)は13日、岩国市に対し、岩国基地の新型コロナウイルス対策や感染状況を市民に知らせることなどを求めて申し入れました。

 参加した松田一志党衆院山口2区候補のブログ(左にリンクあり)に詳しく掲載されていますので、ぜひご覧ください。

 


【4/10 新型コロナ対策で県に2回目の要請】

県党・県議団は10日、新型コロナウイルスをめぐり寄せられた様々な要望・声をもとに山口県に2回目の要請を行いました。感染拡大防止・医療検査体制、暮らし・営業の危機、子どもと教育現場の各分野で35項目の対策を求め、「自粛要請に伴う補償・支援を大幅な引き上げが不可欠」と訴えました。

 対策本部メンバーの河合喜代県副委員長、藤本一規県議、松田一志衆院山口2区候補、吉田達彦事務局長が参加し、応対した健康増進課副課長から検査や病床確保の現状などを聞きました。

 藤本県議のブログ(左にリンクあり)に要請書全文がアップされていますので、ぜひご覧ください。 


【4/1 消費税減税求め山口市でデモ】

 消費税導入から32年目を迎えた4月1日、消費税をなくす山口の会と消費税廃止山口県各界連は山口市で集会とデモ行進を行い、消費税10%を撤回し直ちに5%減税をと訴えました。市役所前集会では県労連の岩船副議長、日本共産党の河合喜代県副委員長があいさつ。新型コロナウイルスで暮らしと営業が打撃を受ける今こそ5%減税が急務だと強調しました。約30人が参加し、「コロナ不況から国民を守れ」などとアピールして商店街周辺をデモ行進しました。

 


2020年3月

【3/25 新型コロナ問題で対策本部が懇談】

県教組との懇談
県教組との懇談

  県党新型コロナウイルス対策本部の河合喜代県副委員長と藤本一規県議は25日、県教職員組合、山口民主商工会と懇談し、学校現場や子どもたち、中小零細業者などへの影響・要望を聞き取りました。

  県教組の林書記長らは、学校休校で行えなかった学習をどうするか、生活リズムが崩れた子どもたちの心身のケアが今後の課題と語りました。子どもたちが不在の中で教職員は年度末の事務仕事えをし「やっと定時で帰れた」という声もあり、普段の多忙さが改めてわかるとの話もありました。

  民商の岡田事務局長からは資金繰りに苦慮する飲食店や輸入資材が入らず仕事が進まない建設業者などの現状が語られました。河合・藤本氏は赤旗の「新型コロナQ&A」や県の緊急対策も示しつつ、事業者を廃業に追い込まない支援が必要だと話しました。

  対策本部は引き続き県民の要望を集め、県に2回目の要請を行う予定です。 


【3/21 上関原発建設計画反対訴える同時多発パフォーマンス】


 上関原発を建てさせない山口県民連絡会が、新型コロナウイルス感染拡大に配慮し中止された「上関原発を建てさせない山口大集会」にかわる行動として呼びかけました。上関町祝島の形をイメージした絵の入った紙に各自がメッセージを書き、個人やグループ、各地の街頭に集うなどして同時間帯に掲げました。山口市の市民会館前では約80人がミニ集会を開いてアピールし、パレードしました。

 


【3/18 県委員会に新型コロナウイルス対策本部設置】

  県委員会は18日、新型コロナウイルス対策本部を設置しました。本部長=吉田書記長、事務局長=吉田達彦常任委員、部員=河合副委員長、木佐木・藤本の両県議、松田一志衆院山口2区候補です。困りごとや要望を尋ねるアンケートを作成し、赤旗読者を中心に配布を開始。学校や医療・介護、中小企業などの現場の調査などに取り組んでいく予定です。 


【3/15市川正一碑前祭ひらく】

碑前で挨拶する松田氏(右端)
碑前で挨拶する松田氏(右端)
手すりがついた階段
手すりがついた階段

  戦前の党の指導者の一人・市川正一同志が獄中で亡くなって75年の15日、県党は市川氏の出身地・光市鮎返りにある碑の前で毎年恒例の碑前祭を行い、約40人が参加しました。 

 佐藤県委員長、松田一志衆院山口2区候補らが総選挙での大平よしのぶ中国ブロック比例候補の議席回復や市民と野党の共闘実現の決意などを訴え。来賓挨拶では市川氏らの不屈のたたかいや人柄も語られ、全員で碑に献花しました。

  碑に登る階段には昨年、手すりが設置され登り降りしやすくなっています。碑の近くでは馬酔木(あせび)や椿などの花が咲いていました。


【新型コロナウイルス対策を地方議員らが自治体に申し入れ】

 新型コロナウイルス感染拡大や国の対応がさまざまな面に影響を及ぼす中、県内各地の地方議員らは市民から寄せられた声をもとに、自治体へ申し入れを行っています。(山口市議団・5日、下関市議団・6日、美祢市議と候補・10日など)

 とりわけ、休校中の子どもたちや保護者、学童保育現場、給食の関係業者、医療・介護現場、中小零細業者や自営業者、フリーランス、非正規労働者などへの影響に対し、自治体独自の支援や国に支援を要望するよう求めています。


【3/5・6 県議会で木佐木、藤本の両県議が質問】

   山口県議会で木佐木大助県議が5日、藤本一規県議が6日に一般質問しました。

  木佐木県議は①新型コロナウイルス対策②新年度予算案に関し、教育現場にICT機器などを整備する上での課題/子ども医療費助成制度の拡大/朝鮮学校など外国人学校への特別補助金予算化を求める③米軍岩国基地について:部隊内の規則違反横行問題/艦載機EA18Gグラウラー電子戦機が2機増となった問題④上関原発問題⑤ジェンダー平等について:管理職への女性の登用、パートナシップ制度・条例の創設、申請手続の性別欄廃止⑥下関市立大学の定款変更問題について問いました。

  藤本県議は①東京一極集中の是正、少子化・人口減少対策②秋吉台国際芸術村など県管理施設の存続③萩市へのイージス・アショア配備計画④公立学校現場に導入可能とされた「1年単位の変形労働時間制」問題⑤公立・公的病院の再編統廃合問題⑥メガソーラー建設問題⑦既存ダムの洪水調整機能の強化⑦高潮対策について問いました。

  詳しくは各議員のブログをご覧ください(トップページにリンクあり)。


2020年2月

【2/23 「下関市立大学の゛私物化”を許さず、守り発展させる会」結成】

  下関市立大学では前田市長の意向にもとづいた専攻科設置・教員採用が学校教育法や同大定款・諸規程を無視して進められ、定款の変更で教育研究審議会から重要規程の改廃や教員人事権、懲戒権を奪うなど、学問の自由・大学の自治を壊す異常事態となっています。 

 市民と教職員、学生の知的共有財産の市大を守り発展させようと、「下関市立大学の“私物化”を許さず、大学を守り発展させる会」の結成総会が2月23日、同市で開かれました。同大学元学長の下山房雄氏、児童文学作家の那須正幹氏など11人が第1次呼びかけ人に名を連ねています。

  総会では、学問の自由・大学の自治を守るため行動する教職員を支援/学習会などで市民・県民など広く社会にアピール/自治体・政府などへの要請行動―などに取り組むことを確認。同大学の関野秀明経済学部副学部長が、定款変更について手続きと内容の両面から問題点を指摘。日本共産党の西岡広伸市議は市長が特定人物の採用の意向を示したことを発端とした専攻科設置・教員採用の経過を報告しました。


【2/20 美祢市で大平比例候補と山下市議予定候補が訴え】

  4月に市議選がたたかわれる美祢市で2月20日、日本共産党の大平よしのぶ衆院中国比例ブロック候補と新人の山下やすのり市議予定候補が街頭演説し、1議席増の2議席へ支持を訴えました。 

 大平氏は「桜を見る会」疑惑や新型コロナウイルス拡大防止対策、公的・公立病院統廃合問題などを、山下氏は高い国保料や介護保険料の引き下げ、高校卒業までの医療費完全無料化、地場産業や農林業支援、公共交通網の整備などの政策を訴えました。

 


【2/18 県に新型コロナウイルス感染拡大防止の対策強化を要請】

  日本共産党山口県委員会と県議団は2月18日、村岡嗣政知事に対し、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する対策を緊急に強化するよう要請しました。河合喜代副委員長、木佐木大助県議、藤本一規県議が県の担当者に要請書を手渡し、県の取り組みや県民からの相談の状況などを聞きました。

  要請したのは①保健所、環境保健センターなど感染症対策部署、電話相談窓口、県立総合医療センター(感染症指定医療機関)などの体制強化②感染症指定病床を増やし、空白の二次保険医療圏をなくす③状況の変化に応じた迅速で正確な情報提供④感染者などへの差別・偏見、事業者への風評被害を防ぐため正確な情報提供を行う⑤調査や予防的措置について感染者が差別されず人権が守られるよう対応する⑥感染拡大で打撃を受ける中小・小規模企業への融資や助成などの支援の実施⑦感染症病床をもつ公立病院等で対応にあたる職員、感染者との接触があり得る部署の職員などの感染防止に万全の対策をとる―の7項目です。


【2/16 第88回県党会議開く】

  日本共産党山口県委員会は2月16日、第88回県党会議を山口市で開き、市民と野党の共闘と党躍進で安倍政権を退陣させ、野党連合政権を実現する強大な党づくりをめざす総合計画と新県役員を決めました。

 市民連合@やまぐちの那須正幹共同代表、総がかり行動萩実行委員会の藤井郁子共同代表が来賓あいさつし、「異議あり!『基地との共存』市民行動実行委員会」の岡村寛実行委員長からメッセージが寄せられ、共闘の前進への期待などが語られました。

 新三役、常任委員は次の通りです。県委員長=佐藤文明、副委員長=河合喜代、藤本博一、書記長=吉田貞好(いずれも再任)、常任委員=木佐木大助、野村英昭、山本晴彦、吉田達彦(以上再任)、時田洋輔、藤本一規、山本祐三(以上新任)。